2020年12月07日|委員会|
12月議会*保健福祉 障害者の補装具 支給までの日数を短く
保健福祉委員会で議案外質問をおこなう神田よしゆき市議
障害者総合支援法にもとづき、障害者の日常生活支援として補装具の支援事業がおこなわれています。この事業について、障害者の方から「補装具の支給が遅くて困っている」という声が市議団に寄せられ、神田よしゆき市議がとりあげました。
支給の判定は、区役所でおこなうケースや障害者更生センターにおいて医師の意見書をもとに判定するケースなどがあります。神田市議は「補装具の申請から支給までの期間について、平均と最短、最長の期間は」と質問。市は「平均で26 日、最短は申請当日、最長で524 日かかった」と答弁。長引いた理由として補装具業者の技術的な問題で業者の変更があった、相談者の体調不良や新型コロナの拡大で判定が延期された、と述べました。
神田市議は「支給までの期間をできるかぎり短縮するべき。対応する医師やスタッフは足りているのか」と質し、市は「判定には医師をはじめ理学療法士、作業療法士、保健師、義肢装具士などが関わる。できるだけ早く補装具を本人の手元に届けることは必要だと認識している」と応じました。