2021年02月19日|委員会|
総事業費不明のまま大宮GCS推進は認められない
大宮GCS化構想推進特別委員会で発言するとりうみ敏行市議
大宮駅グランドセントラルステーション(GCS)化構想は、2016 年に閣議決定された「首都圏広域地方計画」に基づく計画で、大宮が東日本の対流拠点として位置づけられ、国の意向が強く打ち出されています。
構想の中心は大宮の交通基盤整備及び駅機能の高度化などを中心としたもので、このほど「大宮GCS プラン2020」が策定されたことから、2 月19日、特別委員会が開かれ、とりうみ敏行市議が出席しました。
質疑により、今後13 もの事業が立ち上がることが明らかになり、その事業費は計画が立ち上がってからでないと明らかにできないということが分かりました。とりうみ市議は、「総事業費が明らかになるまで何年かかるのか。事業の計画性や税金の使い方としてもおかしい」と批判しました。
党市議団はかねてから、ただちに総事業費を明らかにすることを強く求めてきましたが、一向に明らかにされません。一方で、構想を打ち出した2016 年から昨年度までで約3 億3500 万円もの税金をつぎ込んできました。とりうみ市議は、「大宮GCS 化構想をこのまま推進していくのではなく、今こそ計画を見直し、コロナ対策に集中すべき」と求めました。