議会報告

2022年9月議会*決算特別委員会(文教)代替教員の未配置を解消せよ

質問をおこなう金子市議

 10月4日、金子あきよ市議が決算特別委員会(文教委員会関連)で、教員の病休に対する代替配置の遅れの問題を取り上げました。

 

 昨年度、病休や産休の代替教員が2週間以上配置できなかった件数が、小中、特別支援学校で104件と、大きく増えていることが、党市議団の資料請求によって明らかになりました。金子市議は「休みに入った先生の人数とその先生が休んだ日数をかけると、延べ何日学校に空きができたのかが分かる。それをどこまで補充できたのか。休暇の種類別に率で示してほしい」と求めました。その回答は資料コーナー市議団ニュースNo.975に載っています。病休は補充した日が4分の1以下、取得が事前に分かっている産休でも、7割台しか補充できていません。

 

 教育委員会は「突然の退職や病気休暇など、期間が短いために代わりの教員の任用ができなかった」などと言い訳を繰り返しましたが、金子市議は「それは子どもたちにとっては理由にならない。現場では、他の先生がやりくりして交代して入ったり、管理職が教壇に立ったりと、大変な苦労をしている。教員の負担を軽減するために、真剣に努力をするべき」と強く求めました。

 

ページトップへ