議会報告

2月議会*予算委員会(文教関連) ビッグイベント見直して市民活動支援を

予算委員会で質問をおこなう松村としお市議

 2 月21・22 日の予算委員会で松村としお市議が文教委員会所管の質問をしました。

 

ビッグイベントは見直しを

 

2019 年度はビッグイベントの国際自転車競技大会(クリテリウム)・国際女子マラソン・国際芸術祭に人件費とあわせ10 億円が使われる見通しです。

 

松村 国際芸術祭は海外アーティストの予算が45% を占めている。使い方を変えて市民の文化芸術活動へ支援を強めるべき。

 

 先進的なものを取り入れるのは必須。市民の活動支援に引き続きとりくむ。

 

松村 クリテリウムは市民の来場者が減っている。2.5 億円も税金投入しているが、必要な事業だと市民に思われていない。

 

 必要な事業だ。

 

松村 クリテリウムの民間移行も外郭団体に移すだけで、予算のつけかえにすぎない。もう手を引くべき。

 

過大規模校解消は新設校整備で

 

松村 新設大和田地区小学校(見沼区)の建設計画は6 年。新設美園小中学校は4 年で開校だ。早めることは可能ではないか。

 

市教委 今後できることは進めていく。

 

松村 1 年でも2 年でも早くやるべき。過大規模校解消は新設校整備でとりくむよう求める。

 

受験競争過熱させるな

 

松村 大宮国際中等教育学校が4 月に開校する。校外活動などで保護者負担が多く、受験生の地域にも偏りがある。教育の機会均等上問題がある。

 

市教委 大宮国際の教育活動の成果を還元して教育向上に寄与したい。

 

松村 大宮国際で保護者も子どもも受験競争、競争教育にあおられている。

 

市教委 学校選択の幅、受験の機会が増えた。競争をあおったかは判断が難しい。

 

 松村市議は「このまま進めていいのか」と市教委の姿勢を批判しました。松村市議は、他に学校の特別教室や体育館へのエアコン設置の促進や中学校での民間英語テスト、部活動のあり方について質問しました。

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