議会報告

9月議会*まちづくり 桜木駐車場用地は市民の財産 民間公募に丸投げするな

まちづくり委員会で議案に対する討論をおこなうとりうみ敏行市議

 9 月16 日、まちづくり委員会でとりうみ敏行市議は、議案「さいたま市営桜木駐車場用地活用事業者選定委員会条例の制定について」討論をおこないました。

 討論に先立つ質疑では、桜木駐車場用地(※地図)活用事業が、国の「首都圏広域地方計画」や、その後の「都市再生緊急整備地域」の指定によって、本市が東日本の玄関口機能を備え、同時に国が進めるスーパーメガリージョン構想を支援するために、市の「大宮駅GCS 化構想」とともに、東日本の交流拠点づくりの先導的役割を担うものであることが明らかになりました。議案は、桜木駐車場用地活用事業においても民間活力を中心に都市再生を図るという、国の方針に沿った民間主導の事業者選定を基本としています。

 

 とりうみ市議は、「世界規模のコロナ禍で、今後の社会のあり方を見直すときに来ている。桜木駐車場用地は防災や、今後も予想される未知の感染症などに対応できる施設にこそ活用すべき。国の方針を無批判に導入し、市民の貴重な財産を民間公募に丸投げすべきでない」として反対しました。採決の結果、反対少数で議決されました。

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