議会報告

12月議会*討論 市民のくらしに寄りそう施策を

討論をおこなうとりうみ市議

 12 月21 日、12 月議会本会議の最終日に党市議団を代表して、とりうみ敏行市議が討論に立ちました。

 

 はじめに一般会計補正予算(第7 号)と放課後児童クラブ等の指定管理者の指定について、とりうみ市議は「運営者が変わる可能性のある指定管理制度は放課後児童クラブになじまない。国の補助金を一部しか活用しないまま、指定管理にともなう債務負担行為を設定することは、公立と民間の格差解消の妨げになっている」として反対しました。

 

 市長、副市長などの期末手当引き上げ議案については、「今回の引き上げで市長の総支給額は5 年前比で約340 万円増。65 歳以上の高齢者の年金所得は同年比で約18 万円減。市民のくらしを考えれば、なぜ引き上げなければならないのか」と反対しました。

 

 「六日町山の家廃止条例」は、「旧与野市から引き継がれ、長い時間をかけて地元自治体と友好関係を築いてきた市民の施設は守るべきだ」として反対しました。

 

 「子ども医療費助成制度の18 歳までの拡充を求める」請願は、「18 歳までの拡充は県内22 市町村に広がっており、全国的には3 割の自治体に拡充の動きがある。拡充のための経費は7 億5000 万円。市の財政力は十分だ」と採択を主張しました。

 

 「30 人学級の実施を求める」請願は、「2001 年からの累計署名数は50 万筆を超えている。1 学年で35 人学級を実施すると約3 億円必要。市は1 日だけのイベントに3 億円を使っている。当面小3、中3 での35 人学級実現を求める本請願の願意は妥当だ」と採択を主張しました。

 

さいたま市議会 録画中継再生(とりうみ市議の討論は3分後辺りから始まります。)

http://www.saitama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1509

 

※12月議会に提案された市長提出議案49件(うち予算議案4件)のうち、38件(78%)に賛成、11件(22%)に反対しました。採決表は一部抜粋です。

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