議会報告

6月議会一般質問① 新型コロナ第2波にそなえ医療・検査体制の拡充が必要

本会議で一般質問をおこなう松村としお市議

 6 月8 日におこなわれた6 月議会一般質問で、党市議団から松村としお市議が登壇し、新型コロナに関するとりくみなどについて質しました。対応が後手に回っていた姿勢をあらため、市民の命と暮らしを守るとりくみをすすめるよう強く求めました。

 

松村 会派としては休業に対する補償を2月から求めてきた。しかし市の対応は全体として4 月後半や5 月になってからだった。対応が遅かったという市民の声を真摯に受け止めてほしい。

 

市長 第2 波、第3 波に向けた準備をタイムリーにスピーディーに対応していかなければならない。しっかり受け止めしっかり対応したい。

 

松村 新型コロナ対策や防災力強化に財政の重点をシフトすべき。大宮駅グランドセントラルステーション化構想や新都心バスターミナルの本格整備、市庁舎移転など不要不急の大型開発や大型イベントを見直して財源を確保することを求める。

 

副市長 今後、税収減は避けられず、予算の見直しが必要。本市の成長・発展に必要な投資は行いながら事業見直しを検討する。

 

 市が財政を従来のあり方から見直す姿勢がないまま「事業見直し」を表明したことに対し、松村市議は「これまで20 億円を超える福祉を削減してきた。このようなことは繰り返してはならない」と警告をしました。

 

医療保健体制の充実を求める

 

 松村市議は、「感染の第2 波をいち早くとらえるためにも検査体制の拡充が必要」と指摘し、PCR 検査センターを各区1 か所・市内10 カ所に増やし、増員した保健所体制の維持・強化を提案しました。答弁した副市長は「これまで体制を拡充してきた。今後も万全を期したい」とこの間のとりくみで十分とする姿勢を示しました。

 

松村 本市は医師数・病床数が人口当たりで政令市中最下位だ。東京頼みでは市民の命は守れない。医療体制の拡充、発熱外来の設置、市立病院旧病棟の活用を求める。国に対し、公立・公的病院の統廃合計画を撤回し充実へ切り替えるよう意見をあげよ。

 

副市長 医療体制の充実には長期的な視野でとりくむ。発熱外来は帰国者・接触者相談センターへの相談に対し、受診できる医療機関を紹介するとりくみを進めている。市立病院旧病棟活用は県から要請を受けた際にはすみやかに対応する。国の統廃合計画で北部医療センターが対象となっている。市議会の決議に基づき国にその重要性を申し入れた。今回の新型コロナで公立・公的病院が大きな役割を果たした。欠くことのできない重要な医療機関と考える。

 

 市立病院旧病棟については、他会派の質問に対して6 月に予定していた解体工事を延期したことを明らかにしています。

 

福祉分野への支援拡充を

 

松村 高齢者等の福祉施設で利用者減少による収入減が起きている。減収への補助が必要だ。また職員の処遇が低い。危険手当を市として上乗せし、対象を拡大するよう求める。

 

副市長 利用者減少で事業継続が困難との相談はない。相談があれば各種制度を紹介する。職員の処遇については国へ要望を上げる。

 

松村 保育所・学童保育の登園・登室自粛が解除されたが、密な状況になることへの不安もある。6 月以後も保育料の日割り計算継続と対象外とされた認可外保育施設への対応を求める。

 

副市長 緊急事態宣言が解除されたので登園・登室自粛要請は5 月31 日まで。6 月以後の保育料日割り返還はしない。認可外保育施設における緊急事態宣言中の保育料日割り返還について対応の検討を進めている。

 

 松村市議は合わせて認可保育所の増設と民間放課後児童クラブ(学童保育所)の支援拡充を求めました。

 

 また中小業者・個人事業主への支援を継続的に行うことやNPO 法人・フリーランスなどへ対象拡大を求めました。副市長は「経済活動への影響は今後も様々な形であらわれる。必要に応じ追加の経済対策を検討したい」と答弁しました。

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