議会報告

9月議会*保健福祉委員会・請願 医療機関への支援をいそげ

保健福祉委員会で請願の採択を求める討論をおこなう神田よしゆき市議

 9 月14 日、保健福祉委員会で「新型コロナウイルス感染拡大に備える検査、医療体制の強化、医療機関への支援に関する請願」の審査がおこなわれ、神田よしゆき市議が討論にたちました。

 

 神田市議は、本市のPCR 検査が医療機関や民間の検査機関の支援によって1 日750件まで増えたが、実際はクラスターと濃厚接触者のみで検査件数は極めて少ないことを紹介し、「市中感染の広がりとインフルエンザの同時流行を考えると、体制強化が必要」と主張。

 

 そして「新型コロナの影響で、市内の医療機関の経営が深刻になっていることは市も把握している通り。いままでの支援だけではコロナ患者の受け入れの有無にかかわらず医療機関が立ちゆかない。国に財政支援を求める本請願の願意は妥当」として採択を主張しました。

 

 しかし、他会派の市議が「市内の介護・障害福祉サービス事業等で働く職員約3.8 万人が定期的にPCR 検査を受けると、1 回3万円として1 カ月1 回ならば半年で66 億円となり市の財政を圧迫される」等として不採択を主張。他会派の反対により不採択となりました。

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