議会報告

2023年2月議会* 議案外質問(文教)スクールアシスタントの処遇改善を

議案外質問を行う金子市議

 2月10日、文教委員会の議案外質問で、金子あきよ市議は、来年度のスクールアシスタント(以下、SA)の採用についてとりあげました。

 

金子 市立学校に配置されているSAの今年度の概要は。

 

学校教育部長 すべてのさいたま市立小・中学校および特別支援学校にスクールアシスタントを配置している。1月31日現在延べ人数で705人を配置している。

 

金子 SAの今後の採用における資格の考え方はどうなるのか。

 

学校教育部長 SAはこれまで、原則として教員免許状を有する者としてきたが、今回、資格要件から教員免許状を外した。保育士経験や学童指導員、教員免許状がなくても学校教育に関する必要な知識等を有する方でも応募できるシステムとする。

 

金子 SAの果たしている役割は大変大きい。採用の基準はどうするのか。

 

学校教育部長 教育に関する経験、人柄などを面接のなかで十分見ていく。

 

金子 現場で働いている先生たちとの協働になるのだから、それなりの専門性や能力が期待されている。処遇をもっと改善していくことが必要ではないか。

 

学校教育部長 経験に応じて昇給するしくみにはなっていない。なるべく長く勤めていただけるよう制度を維持し手厚くしていきたい。

ページトップへ