2018年10月21日|その他|
サーマルエネルギーセンター環境と安全性を第一に
さいたま市内には4つのゴミ処理施設があります。市は3 カ所(図参照)に整理するため、東部環境センター(見沼区)と西部環境センター(西区)を統廃合し「サーマルエネルギーセンター」として計画を進めてきました。
計画がまとまり、今度の9 月議会にはサーマルエネルギーセンターの建設・運営等のため約654.7 億円の補正予算が出されました。施設の設計・建設・運営を一体に発注することから巨額の予算市議団ニュースは政務活動費で作られていますになっています(内訳・記事下)。
3 年前から稼働している桜環境センター(桜区)で「シャフト式ガス化溶融炉」が採用されましたが、補助燃料を多く必要とするため温室効果ガスが大量に出るなど、さまざまな課題があります。
また「ガス化溶融炉」は全国で故障や爆発事故がおきています。処理方式は今後の入札で決まります。施設の更新は必要ですが、環境や安全性に配慮した施設になるよう求めていきます。
サーマルエネルギーセンター予算内訳
設計・建設 374.5 億円
東部環境センター解体工事 22.8 億円
維持管理運営費(15 年間) 257.4 億円
総額 654.7 億円