議会報告

とばめぐみ

総合政策*請願討論 核兵器禁止条約発効へ批准は国民的な願い

総合政策委員会で請願の討論をおこなうとばめぐみ市議

 12 月7 日の総合政策委員会で、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を上げるよう求める請願の討論・採決がおこなわれました。

 とばめぐみ市議は賛成討論で、核保有国による妨害や圧力にもかかわらず50 カ国が核兵器禁止条約を批准したこと、広島・長崎の両市長が唯一の戦争被爆国として一刻も早い条約批准を求め、国会での活発な議論をと各党へ要請していることをふまえ、「条約発効で迎える新たなステージに私たちがどう向き合うか、被爆地の要請をどう受け止めるかが問われている」と訴えました。

 

 さらに、とば市議は「日本政府に核兵器禁止条約への批准を求める署名は、ここさいたま市でも共感を呼んでいる。いよいよ発効を迎える今こそ、国に意見書を上げてほしいというのは国民的な願いであり、請願者の願意は妥当なもの」として、採択を強く求めました。

 しかし採決の結果、賛成少数で請願は不採択になりました。

台風 19 号の教訓をふまえ 複合災害への備えを

ファミリーパーテーションの展示を見るたけこし市議

 11 月10 日、総合政策委員会で複合災害に関する危機管理のとりくみが報告され、とばめぐみ、たけこし連の両委員が出席しました。

 はじめに、昨年の台風19 号に対する防災対策を検証し改善したこととして、治水対策では油面川排水機場の前倒し整備について、避難対策では指定避難所の見直し(10 カ所増設) や避難所標識の表示張り替えなどが報告されました。

 また、避難所における新型コロナウイルス対策として、分散避難の広報や二次避難所の開設、感染症対策を踏まえた避難所運営マニュアルの作成が報告されました。避難所に備える感染症対策物資が展示され、各備品について説明を受けました。たけこし市議が避難所への導入を求めてきたエアマットやファミリーパーテーションをはじめ、段ボールベッドや液体ミルクも新たに備蓄されます。たけこし市議は「まだまだ足りない避難所を増やし、さらに環境を改善させていきたい」と話しました。

 

↑段ボールベッドとエアマット

JR 土呂駅に エスカレーター設置を求める決議まとまる

 9 月議会では、全会一致で「土呂駅へのエスカレーターの設置及びホームからの転落防止設備の整備を求める決議」がまとまりました。

 土呂駅は市内のJR の駅のうち、唯一、改札口の内外にエスカレーターがない駅です。JR からは「エスカレーターの設置についてはターミナル駅等利用者の多い駅から順次おこなっているため、現在のところ土呂駅に設置する計画はない」との見解が示されています。

 しかし、利用者の立場に立って利便性の向上を図るため、エスカレーター設置の制約となっている技術的課題の抽出調査を実施するなど、市としてJR 東日本に粘り強く働きかけることを求める決議がまとまりました。

9月議会*決算討論 黒字財政を市民のくらし応援に使え

決算委員会で討論をおこなうとばめぐみ市議

 10 月12 日、9 月議会決算特別委員会で、とばめぐみ市議が2019 年度決算審査の討論に立ちました。

 一般会計および特別会計決算は過去最大の財政規模であり、実質収支17 億4900 万円で連続黒字です。昨年度は、消費税増税をはじめ、台風19 号、新型コロナ感染症が市民の暮らしをおそいました。そのうえ、国民健康保険税の値上げで加入者の負担は8 億8000 万円増え、高齢者・障害者等福祉分野は21 億9500 万円も削減されました。

 とば市議は「保育所の待機児童は全自治体ワーストワン、政令市における市民1 人あたりの公共施設の面積や文化芸術費は最下位。必要な市民サービスを抑制しながら、2都心4 副都心を中心とした大型開発を続け、住民の福祉向上が中心に据えられていない」と指摘しました。

 また、新型コロナ感染症では初動の対応が遅れ、保健所にも病院にもゆとりがなく、検査を絞り込む結果となって市民を混乱させました。とば市議は「国の様子見、対策待ちで、危機に対して機敏な対応ができていない」と厳しく批判しました。さらにとば市議は、水道事業会計について「中期経営計画の目標16 億円をはるかに上回る90 億円の黒字。高すぎる本市の水道料金の引き下げを」と強く求めました。

 国が国民に自助と共助を押しつけるなか、市民の暮らしと福祉最優先、公助のゆき届いた市政への転換を求めて決算を不認定としました。しかし民主改革、自民、公明などの賛成で2019 年度決算は認定されました。

9月議会*決算【保健福祉】子どもの最善の利益にたった保育所整備を

決算委員会で保健福祉委員会関連について質疑するとばめぐみ市議

 10 月2 日、決算特別委員会(保健福祉委員会関連)が開かれ、とばめぐみ市議が質問に立ちました。

とば 昨年度、本市は認可保育所を増やしても需要は満たしきれず、待機児童は387名で日本一となった。不承諾率はずっと3割を超えている。認可保育所整備率(就学前の子どもの数に対する認可保育所の定員数)がもっとも少ない本市が、待機児童で日本一になるのは当然。認識をうかがう。

 認可保育所の整備率は政令市で最低、不承諾者も右肩上がりだが、認可保育所整備に力を尽くしている。来年4月、待機児童ゼロをめざす。

とば 賃貸物件を中心に要件緩和で保育所を増やし、待機児童を解消しようとする市の姿勢は認められない。緩和した要件で、子どものためによくなったことが一つでもあるか。

 特段運営に支障はない。

とば 要件は子どもの命と育ちを守るためのもの。運営に支障はなくても緩和することは保育の質の低下につながる。保育所は単なる「入れモノ」ではない。子どもの最善の利益という視点で保育所を増やすべき。

 

 本市は入所保留児童と待機児童が多い。当面既存の配置基準を維持する。

とば 昨年度公立保育所の産休明け保育を10 園削減し、本市の公立保育所の役割を大きく後退させた。その理由に保育室の修繕があったが、修繕を終えたら産休明け保育は再開させるのか。

 来年度、修繕が完了した1園は産休明けに戻す。ほかは引き続き6カ月からの受け入れとする。

とば 市は削減した産休明けを一日も早く戻すべき。

 とば市議はその他、コロナ禍でも保育所と放課後児童クラブが開所を求められた件について「開所しなければ社会がまわらなかった」と指摘し、どちらも思い切って施設整備を進め、処遇改善を急ぐことを強く求めました。

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