議会報告

【2月議会 総括質疑】教職員の待遇を守り 教育の質の確保を

本会議にで、議案に対する質疑をおこなう戸島よし子市議

 2月8日、予算案以外の議案に対する総括質疑がおこなわれ、党市議団から戸島よし子市議が質疑しました。

 条例議案では、市立学校の教職員における事務権限が県から市に移譲されることにともなう各種の条例を定める議案が出されています。

戸島:県費負担教職員の給与負担などが県から市に移譲されるが、移譲される教職員数は。

:小学校3248名、中学校1920名、特別支援学校で89名。全部で5257名。

戸島:県の条例と市の条例で異なる点は。

:学校栄養職員および事務職員の給料表と、教職員の地域手当、通勤手当、旅費など。

戸島:県内他市の教職員より勤務条件が悪くなることはあってはならない。規則を策定するにあたっては、現場の教職員の声をよく聞き反映させるべき。

:勤務条件については、原則は市の職員に合わせる。教員特有なものは特有なものを活かしていきたい。

国保税の賦課限度額値上げの影響は 

戸島:国保税の賦課限度額の値上げにより、国保特別会計での増収額と影響人数は。

:約3億2000万円の増収となり、影響人数は約6400世帯になる。

戸島:前回の議会では平成30年度からの国保の都道府県単位化の際に増税すると聞いているが、なぜ平成29年度より増税するのか。

:広域化にともなう財政基盤の安定のため、一般会計からの法定外繰入の解消を求められている。その為税率や限度額の引き上げが見込まれるが、16万円を一度に引き上げた場合、急激な引き上げになるので、半分の8万円を引き上げていく。

※賦課限度額…国民健康保険税において、被保険者より徴収することができる限度額のこと。国は平成28年度の賦課限度額の目安を89万円としてきましたが、さいたま市は73万円と低く抑えてきました。
 平成29年度は急激な引き上げを緩和するため、まず8万円の引き上げで81万円に値上げ予定です。
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【決算委員会 総合政策②】臨時職員の雇用形態の改善を

決算委員会にて、総合政策委員会関連の質疑をおこなう戸島よし子市議

 10月3日、決算委員会にて総合政策委員会関連の質疑がおこなわれ、党市議団から戸島よし子市議が質疑しました。 
 市内の公立保育所でフルタイムで働く臨時職員の保育士は、4月で237人います。その実態と改善を求めました。 

戸島:フルタイムで働く臨時職員が繰り返し雇用、再任用を受けている。総務省通知でも、臨時的任用職員についてフルタイムの臨時的任用を繰り返すことで事実上任期の定めのない常勤職員と同様の勤務形態を適用させるようなことは避けるべきとしているが見解を。

:6か月以上勤務した場合は退職時に退職手当を支給し、再任用の場合も同一の職に再任用されたというのではなく、あくまでも新たな職に改めて任用されたものとしている。

戸島:それは社会的な通念からは異なる。総務省通知で任期つき職員の採用に関する法律が改正されたことを受け、任期つき職員の採用制度を活用し解決できないかと思う。市での実践状況は。

:常勤職員の代替としての任期つき職員の採用制度を活用し解決できないかと思う。市での実践状況は。

:常勤職員の代替としての任期つき職員の運用はしていない。新たな定員管理計画の策定時に任用形態の多様化も含めた検討をしていきたい 

要支援者の個別避難支援プランの整備は緊急の課題

市内において災害時の避難の際、配慮を要する要配慮者が42万3000人います。そのうち、自力で避難することが困難な要支援者数は4万9870人、自主防災組織などへの名簿記載者数は2万4587人います。戸島市議はそのことをふまえて質疑をしました。 

戸島:名簿記載者が約半数にとどまっている。とりくみを強化し、名簿の拡大に取り組むべき。個別支援プラン、支援者のリストや避難先の指定、避難誘導等の体制の到達状況は。

:マニュアル配布や地域での説明に努めているが、個別支援プランの実績が上がっていない。

戸島:あまりにもとりくみが遅い。個別支援プラン策定を急ぐべき。

【決算委員会 総合政策①】市民の暮らしこわす 福祉切り捨ては中止を

決算委員会にて市民負担について質疑を行う山崎あきら市議

 9月30日、決算委員会で総合政策委員会関連の審議が行われ、党市議団から山崎あきら市議が質疑しました。

山?:子ども2人の4人世帯の場合、平成27年度の税負担はどのくらいか。23年度との比較でうかがう。

:平均的給与収入500万円で、夫婦と中学生以下の子ども2人の世帯の住民税および所得税は、27年度は合計で約38万5000円。23年度との比較では、53.7%増の13万4800円の増加。

山?:平成27年度の65歳以上の平均所得はどのくらいか。23年度比較でうかがう。

:平成27年度は122万1000円。23年度比較で12%の減。16万6000円の減額。

山?:23年度比較から見ると、事実上税負担が増え、収入が減っているという状況。しかも市は税負担以外、下水道料金や介護保険料の値上げ、そして福祉関連予算の削減。それに加えて消費税8%が追い打ちをかけている。可処分所得が確実に減って市民の生活はますます厳しい状況にある。可処分所得の状況についてうかがう。

:さいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの可処分所得について27年度は、前年の対26年度からマイナス11.7%の減少。

山?:「行財政改革プラン2013」のもとで、現金給付からサービス給付の考えから敬老祝い金支給の半減、難病患者見舞金支給の廃止、福祉3医療入院時の食事半額補助の廃止、27年度は重度要介護高齢者手当や心身障害者福祉手当支給が廃止された。この分野での3年間の影響額は。

:25年度から27年度までの影響額は、4億6973万円。

山?:福祉関連施策の再構築の名のもとで高齢者、障害者、難病患者の方々に対する事実上の福祉切り捨てはおこなうべきではない。

【企業会計決算 総括質疑】市立病院の経営と役割は?

企業会計決算特別委員会にて、総括質疑をおこなうとりうみ敏行市議

 10月4日、決算委員会で企業会計決算における総括質疑に立ったとりうみ敏行市議は、「市立病院の経営形態について」および「上下水使用料の引き下げ」について市長に質しました。答弁は、副市長、水道事業管理者がおこないました。

 さいたま市立病院については、現在の公営企業法の「一部適用」から「全部適用」への移行を市が検討していることを取り上げました。「一部適用」では、公営企業法の財務部門だけの適用で、不足する財源を市の一般会計から繰り入れることで、市民負担を引き下げることができます。しかし、「全部適用」となれば、市長部局からはなれ、完全な独立採算制を取ることになり、財政の効率化の名のもとで市民負担が増えることになります。

とりうみ:市立病院の経営形態は、公営企業法の「全部適用」が必要になりつつあるのか・

副市長:新しい病院を建て替えすることも見据えて判断する。

とりうみ:自治体病院が果たす役割は。

副市長:公立病院は、政策的医療や不採算科目をあつかって、一般会計からの繰り入れをおこなっているのが特徴だ。

 とりうみ市議は、「自治体病院の果たす役割からすると、『全部適用』には疑念がある」として、今後もしっかり議論することを証明しました。

 さらにとりうみ市議は、上下水道の使用料金の引き下げについても市の姿勢をただしましたが、従来からの答弁に終始し、具体的な引き下げの答弁は聞くことができませんでした。さいたま市の水道料金は、20政令市中4番目に高額です。過去5年間以上、黒字を続けていることから、引き下げを求めたものです。

【総合政策 議案外質問】公共施設マネジメント計画の見直しを

総合政策委員会にて議案外質問をおこなう神田よしゆき市議

 9月20日、総合政策委員会において神田よしゆき市議が議案外質問をおこないました。 

神田:公共施設マネジメント計画では、新たな施設を作らないとしているが、新設を必要としている施設も実際にある。この計画そのものが施設の充実を求める市民の声に対して足かせになっているのではないか。さいたま市の公共施設の整備水準はほかの政令市と比較しても最低クラスだということを鑑みても、計画の見直しが必要と考えるが見解を。

:計画自体は市民意識調査からも支持するという結果が出ているうえ、この計画は必要な施設の新設の要望に配慮したものとなっている。よって計画の見直しは考えていない。

神田:ハコモノ3原則とよばれる、施設を新設しない、建て替え時は複合施設にする、総床面積を少なくする方針を見直していかないと、市民要求と衝突が起こる。

:指摘のとおり、3原則それぞれを各論で見ると問題もあるが、計画をすすめないと次の世代に借金が残る。よって、辛抱強く理解してもらい、とりくみを進めていきたい。

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