議会報告

久保みき

高齢者施設職員のPCR 検査補助 これでは足りない

 さいたま市では昨年12 月から高齢者施設に新たに入所する人に限りPCR 検査をおこなうための上限2 万円の補助制度をはじめました。また12 月議会での「新型コロナ感染症に関する検査体制の拡充等を求める決議」を受けて、1 月からショートステイ利用者にも広げ、高齢者施設職員を新たな補助(上限9000 円)対象に加えました(すべて1 人1 回限り)。その後、1 月15 日に埼玉県が高齢者施設職員対象にPCR 検査を全額公費負担でおこなうことを発表しました。

 当初、PCR 検査の対象が濃厚接触者とクラスターに限られていたのが、幅広い国民の運動と世論におされて対象が少しずつ広がり、さいたま市も小出しではありますが対応をはじめました。

 

 しかし、さいたま市が「最も安い検査価格」を基準に補助に上限を設けたのは問題です。施設によっては自己負担が発生するおそれから検査協力にちゅうちょしかねません。党市議団としては、引き続きさいたま市に対し、自己負担なく定期的なPCR 検査を対象を広げておこなうことで感染拡大防止に積極的に取り組むよう求めます。

12月議会*市民生活 市役所内のプラごみは リサイクルを

市民生活委員会で議案外質問をおこなう久保みき市議

 久保みき市議は、さいたま市役所内のごみの分別・リサイクルについてとりあげました。

 さいたま市は3R(リユース・リデュース・リサイクル)推進を掲げ「ごみの分別を徹底したい」としていますが、市役所内で発生したごみは、食品包装プラスチック、いわゆるプラごみが分別されず、燃えるごみとして処理されています。

 久保市議は、庁舎地下のごみ箱の写真を示し、「弁当ガラ」と書かれたごみ箱には、毎日のようにカップヌードルや飲料の容器などが捨てられ、リサイクルできるにも関わらず燃やしてしまい、大量のCO2 を排出していると指摘しました。また、政令市(20 市)で庁舎内のプラごみを分別・リサイクルしていない市はさいたま市を含めて7 市しかないことを示し、改善を求めました。市は「ご指摘のとおり、3R 推進の模範姿勢を示す意味でも他市の事例等を研究して検討していくべきだと考える」と答弁しました。

 ほかにも、西浦和駅前の路上喫煙と吸い殻のポイ捨ての問題をとりあげ、「喫煙スペースを設けて環境美化につとめてほしい」と求めました。

JR 土呂駅に エスカレーター設置を求める決議まとまる

 9 月議会では、全会一致で「土呂駅へのエスカレーターの設置及びホームからの転落防止設備の整備を求める決議」がまとまりました。

 土呂駅は市内のJR の駅のうち、唯一、改札口の内外にエスカレーターがない駅です。JR からは「エスカレーターの設置についてはターミナル駅等利用者の多い駅から順次おこなっているため、現在のところ土呂駅に設置する計画はない」との見解が示されています。

 しかし、利用者の立場に立って利便性の向上を図るため、エスカレーター設置の制約となっている技術的課題の抽出調査を実施するなど、市としてJR 東日本に粘り強く働きかけることを求める決議がまとまりました。

9月議会*決算【市民生活】地球温暖化対策 本気でくりくめ

決算委員会で市民生活委員会関連について質疑する久保みき市議

 10 月1 日、久保みき市議が決算特別委員会(市民生活委員会関連)の質問に立ちました。

 

 はじめに、地球温暖化対策について、さいたま市は2020 年度までにCO2 を23%削減する目標がありながら、昨年度の段階では3.9%の削減実績ということが明らかになりました。地球温暖化が深刻化するなかでこの結果は問題です。久保市議は、太陽光発電の補助を増やすことや、太陽光発電設置の初期費用をゼロにする東京都の事業などを参考に、さまざまな工夫をして自然エネルギーを増やしていくことを求めました。

 

 続いて、事業系ごみの減量についてとりあげました。市民が出すごみは、家庭ごみと事務所・商店・飲食店・工場などの事業系ごみに分けられます。事業系ごみは、ごみの分別や減量がなかなか進んでいない状況があることを指摘し、事業系ゴミの減量に力を入れることを求めました。

 

 また、ドメスティックバイオレンス(DV)防止事業において、他市から本市に避難してきた被害者の数すら把握していなかったことが明らかになりました。本市で生活する被害者の状況把握は必須です。久保市議は「精神的にも肉体的にも疲れ切った状態の被害者が、縦割り行政であるがゆえに役所内のあちこちで何度も同じことを話すのは苦痛だ。先進市で活用しているような『相談共通シート』を作成して、被害者の2 次被害を防止すべき」と強く求めました。

 

 最後に、昨今さいたま市は消防職員の不祥事が相次いで起きており、深刻な事態です。昨年は6 件ありました。要因の分析と再発防止策について、市は不祥事防止委員会を設置し再発防止に努めていると答弁しました。久保市議は「果たしている役割が大きいだけにストレスがあると思う。職員の方の心のケアにも力を入れてほしい」と述べました。

9月議会*市民生活 リサイクルをすすめるために

市民生活委員会で議案外質問をおこなう久保みき市議

 9 月14 日、9 月議会の市民生活委員会で議案外質問がおこなわれました。

 

 地球温暖化が深刻化するなか、温室効果ガスの排出量削減が求められています。久保みき市議はごみの減量とリサイクルをすすめる立場で質問しました。

 さいたま市のリサイクルの実績をみると、プラごみと缶はリサイクル量が減り、燃えるごみは増えています(前年比)。ごみの分別では、リサイクルできる物がリサイクルごみに出せない決まりになっている物があることが明らかになりました。たとえば、ペットフードの缶は燃えないごみに出すことになっています。久保市議はペットフードの缶を示しながら「簡単に洗うだけできれいになる。リサイクルすべきではないか」と迫り、市は「来年4 月から見直し、改めることを検討する」と答えました。

 

 また、納豆の容器は燃えるごみとして出すことになっていますが、久保市議は「そのルールは2004 年から変わっていない。臭気が原因でリサイクルできないならば、プラスチック容器を使うべきではない。それが無理ならきれいに洗ってリサイクルする方針をもってほしい」と主張しました。

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