議会報告

久保みき

9 月議会*一般質問 老後をくらせる年金制度へ

一般質問をおこなう久保みき市議

 9 月11 日、一般質問に久保みき市議がたち、年金制度などをとりあげました。

 

久保 7 月の参院選では、年金制度の問題が大争点になった。8 月27 日に厚労省が公表した財政検証では、いまでも低い年金を2 割も減らすと示されている。すべての国民に健康で文化的な生活を保障するためには、基礎年金の大幅な引き上げが求められる。このまま年金給付を減らし続けるのか、給付の底上げで老後をくらしていける年金制度への改革を進めていくべきなのか、市の年金制度についての考えは。また、年金制度改革について市として国へ意見をあげるべきと考えるが。

 

 国による財源確保と今後の社会保障改革での議論を注視していく。市としては政令指定都市国保・年金主幹部課長会議を通して、「将来に向けて持続可能で誰にでもわかりやすく信頼性の高い年金制度の構築のための見直し」を毎年、要望している。

 

 久保市議は、「年金問題は本市の高齢者の命、くらし、そして若い方の未来にとっても重要な問題。市民の現状を考えて、国へ意見を上げるべきだ」と強く求めました。

 

殺処分ゼロへそしてその先へ

 

久保 7 月に視察した神奈川県は、殺処分ゼロを実現し、人と動物の橋渡しができる新しい動物愛護センターをつくった。殺処分の部屋はなく、見学バルコニーや譲渡ルームなど譲渡につながる工夫がされている。本市では、昨年度、犬猫の殺処分数を13頭まで減らした。重症・重病など助かる見込みのない動物、凶暴な動物を安楽死させている。凶暴であっても専門家を入れて愛情をもって接し、世話人がけがをしない装置があれば殺す必要はない。凶暴を理由にした殺処分をやめるよう求める。

 

 凶暴性の高い動物は、獣医師の観察やドッグトレーナーの性格診断など助言をもらい判断している。判断までにおおむね2〜3 カ月だが、この期間が妥当か、専門家に協力を得るなど譲渡に向けた調査研究に努める。

 

 久保市議は「本市の動物愛護センターも、神奈川県のように殺処分をおこなわず、人と動物の橋渡しができるシェルター機能をもつ開かれたセンターとしていくべき」と述べました。

 

DV 被害者支援はワンストップで

 

久保 昨年から悲惨な児童虐待事件が相次いでいるが、その背景に母親のDV 被害があるケースも多い。福岡県久留米市では全国に先駆け、DV 根絶に向けた意識づくりの推進、相談・支援体制の充実が図られている。もっとも評価すべきはワンストップサービス。「DV 被害者相談共有シート」を活用し、被害者が来庁すると関係所管が1 カ所に集まって相談に応じ、すみやかに手続きを進める方式が定着している。本市においてもワンストップの相談支援体制を整備すべき。

 

 本市では本人同意のうえで、さいたま市配偶者暴力相談支援センターで聞きとった被害者の状況について事前に窓口の職員に情報共有をおこない、被害者の負担軽減と二次被害の未然防止を図っている。また庁内会議において、DV に関する状況報告および事例研究を通し、各区福祉事務所等との情報交換および研究協議をおこなうことや窓口の職員の相談スキル向上など、DV の理解を図るとともに、庁内連携の強化を図っている。久留米市の事例等を参考に本市での相談体制の充実を図っていく。

 

久保 本市のDV 被害者支援において、きめ細やかな自立支援を実施している民間支援団体は、なくてはならない存在。ステップハウスは利用価値も高い。ステップハウスを運営する団体からは市の助成を求める声が届いている。補助金の交付等、民間支援団体への支援について見解を。

 

 民間支援団体との連携は重要かつ不可欠。緊急一時保護をおこなうシェルター施設(市内1 団体)に財政的支援をしている。ステップハウスは2017 年度は15 組、2018 年度は18 組と利用も増加している。継続的に運営できるようステップハウスへの財政的支援について検討していく。

 

 久保市議はその他に埼大通りのけやき並木の保全について質問しました。

 

ステップハウスとは

被害者がその後の自立に向けた準備を進めるため、緊急から中長期の保護と幅広い機能に応じた運営をおこなう施設。被害者の状況によっては、通勤や通学も可能となるなど、シェルターと比較して制約が少なく、被害者にとって利用しやすい。

 

さいたま市議会インターネット議会中継

https://saitama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1582

中学校の全特別教室にエアコンを設置!

 9 月議会に市長が出した議案のうち、おもなものを紹介します。

 

 中学校の全特別教室にエアコンを設置するための契約議案が、照明のLED 化とセットで出されました。契約金額は約61 億4000 万円になります。これまで党市議団としても学校の特別教室や、体育館へのエアコン設置を求めてきたものが、いよいよ実現します。

 

 また、来年度からはじまる会計年度任用職員制度に関する条例の整備や、印鑑登録に旧姓が使えるようにする条例改正、浦和駒場体育館の中規模修繕工事等の諸議案が出ています。

 

参議院議員補欠選挙に3 億8000 万円

 

 参議院議員補欠選挙が、10 月10 日告示・27 日投票でおこなわれます。選挙の予算として、約3 億8000 万円が市長によって専決処分されました。今年度は選挙が続いていますが、いずれも低投票率でした。選挙管理委員会の投票率向上のための積極的なとりくみが期待されます。

 

2018 年度決算も黒字 基金は736 億円に

 

 9 月議会は前年度決算の審査もおこないます。2018 年度の市の財政は全体で約26 億2000 万円の黒字でした。さいたま市誕生以来、黒字が続いています。基金はさらに増え、2018 年度基金は約736 億円(前年度比37 億円増)になりました。

 

 党市議団は、水道会計の黒字の一部を水道料金の値下げに充てるよう、求めてきました。2018 年度水道会計は約53億円の黒字でした。前年度より約5 億円減りましたが、引き続き高い水準です。

 

 市民のくらしを支えるために税金が使われたのかしっかりと審査します。

9月議会がはじまりました

 本日より、9月議会がはじまりました。

 9 月議会の一般質問(9 月9 日~ 9 月11 日)には、党市議団からとりうみ敏行市議と久保みき市議が登壇します。時間が決まり次第、ホームページなどでお知らせしますので、ぜひ傍聴にお越しください。

 

≪代表・一般質問の予定≫

質問項目は変更することがあります。

 

代表質問

◆とりうみ敏行市議

1.消費税増税について

2.地域別最低賃金について

3.国民健康保険税について

4.公共施設のトイレの洋式化について

など

 

 

一般質問

◆久保みき市議

1.年金制度の改革について

2.DV 被害者支援について

3.動物愛護行政について

4.埼大通りのケヤキ並木について

など

 

 

市民のねがい実現に全力

 

 日本共産党さいたま市議団が紹介議員になった請願と、9 月議会に提案した意見書(案)をご紹介します。

 

≪請願≫

・国民健康保険の県内「統一保険税率水準」の導入中止を求める請願(さいたま市社会保障推進協議会)

 

・消費税増税に伴う学校給食費の値上げはしないでください(新日本婦人の会浦和・大宮・与野・岩槻支部)

 

・投票率向上のための施策の実施を求める請願(さいたま市緑区革新懇)

 

・消費税値上げ中止の意見書提出を求める請願(年金者組合さいたま市支部協議会)

 

≪意見書(案)≫

・羽田空港増便計画に伴う新ルートについての意見書(案)

 

・企業主導型保育事業に関する意見書(案)

 

・誰もが安心できる公的年金制度への見直しを求める意見書(案)

 

・加齢性難聴者の補聴器購入に対する助成制度の創設を求める意見書(案)

 

・大学入試改革で英語に民間試験を導入することについての意見書(案)

特別委員会の所属が決まりました

 さいたま市議会に特別委員会が設置されました。党市議団の所属議員と付託事項は次のとおりです。

 

◆決算

神田よしゆき・金子あきよ

 

2018 年度決算の審査等

 

◆政治倫理

神田よしゆき(副委員長)

 

政治倫理確立に向けた調査研究、政治倫理基準の違反審査

 

◆大都市行財政将来ビジョン

松村としお・たけこし連

 

大都市にふさわしい行財政制度確立のための調査研究、地方分権改革推進のための調査研究、さいたま市まち・ひと・しごと創生総合戦略に関する調査研究、持続可能な行財政運営に資する公民連携の在り方に関する調査研究

 

◆議会改革推進

神田よしゆき(副委員長)・とばめぐみ

 

議会のICT 化の推進に向けた調査研究、さいたま市議会基本条例の精査

 

◆オリンピック・パラリンピック競技大会支援

久保みき

 

オリンピック・パラリンピック競技大会開催の適切な支援と、これを契機とした本市の経済、観光、スポーツ文化の振興に関する調査研究

 

◆地下鉄7 号線延伸事業

松村としお

 

地下鉄7 号線延伸事業に関する調査研究

 

◆大宮駅グランドセントラルステーション化構想

とりうみ敏行

 

大宮駅グランドセントラルステーション化構想に関する調査研究

市議会をもっと身近に 6 月議会報告会ひらかれる

6月議会報告会の様子

 7 月26 日、浦和コミュニティセンターにて、党市議団主催の6 月議会報告会が開かれました。

 

 はじめに、神田よしゆき団長が開会のあいさつをおこないました。

 

 

 続いて、たけこし連、とばめぐみ、金子あきよの3 人の新人市議の一般質問の動画を上映し、それぞれ感想を述べました。

 

 たけこし市議は「寄せられた声、集めてきた声を市政に届けたいという思いで、核廃絶、学費、コミュニティバスの3 点をテーマに選んだ。これからも当事者の声を届けることにこだわっていきたい」と話しました。

 

 

 続いてとば市議は「保護者の声に基づいて、不登校児童生徒への不適切な対応の改善を求めたが、副教育長は『不適切な対応はなかった』と答えた。あったことをなかったことにしてしまうのは大変疑問。保育の質の確保、過大規模校の解消など、子どもたちの豊かで健やかな成長のために引き続きがんばりたい」と語りました。

 

 

 金子市議は「学習支援事業への一般競争入札導入は、他市や制度に与える影響が大きい。今後も注視していく」と述べました。

 

 

 次に、保健福祉委員会と文教委員会の議案外質問について、質問者と担当課、委員長役に分かれて質問の様子を再現しました。

 

 保健福祉委員会で民間学童保育のAED 設置について質問したとりうみ敏行市議は、「さいたま市学童保育連絡協議会の懇談会で、保護者から切実な声が寄せられていた。公設の放課後児童クラブではAED 設置率が100%なのに対し、民間学童保育では24%。民間で設置が進まない要因について市は費用面で負担があることを認め、委託料等で補助していく旨の答弁をした。設置のための公的支援を実現したい」と述べました。

 

 

 文教委員会でいじめ問題について質問した久保みき市議は「いじめも児童虐待も、行政や学校が適切な介入をおこなっていれば、絶対に防げた。これ以上悲しい事件を繰り返さないために議会ができることに全力でとりくんでいく」と強調しました。

 

 

 続いて6 月議会の議案や請願の取り扱いについて、松村としお市議が報告をおこないました。さいたま新都心へのバスターミナル暫定整備の議案や、保育「無償化」に反対した理由などを示し、今後も1 件1 件の議案を精査し、市民の利益と照らして判断していく、と述べました。

 

 最後に、参加者から「市議会が市民にとって遠くなっている。党市議団の果たしている役割をもっと発信するべき」「市民の要求を進めるうえで、他会派との共闘、とくに野党共闘をどう考えているのか」「党市議団の『コミュニティバスの充実』の政策について、各区の現状に沿った具体的な政策提案をしてほしい」など、広範な意見が寄せられました。

 

≪参加者の感想≫

〇一般質問の動画は質問の中身も分かりよかった。委員会質問も当局の答弁がよく分かった。質問時間が短く、やっぱり議員を増やさなくてはと改めて思った。

 

〇新人議員3 名の一般質問は怒る場面もあり、「市民の声を聞け」と市への迫力がよく伝わってきた。

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