政策と活動

2012年09月

緑区の中学校で放射線量測定

 9月11日、市が土壌の放射線量検査を行った美園中学校(緑区)で、雨どいの下や排
水溝などの放射線量が高いと思われる地点を市議団が独自に調査しました。市民の協力も得て調査し、学校長や市の職員も立ち会いました。
 もっとも線量が高かったところは、地上5㎝で0.8 μ Sv でした。市が除染の基準としている1.0μSvよりは低いものの、高い値でした。調査した加川市議と久保市議は、「市は校庭以外の個所でも土壌汚染を測定することが必要」と話しています。

精神障害者のバス運賃割引求め 党市議団が市長に申し入れ

 9 月11 日に党市議団は市長に精神障害者のバス運賃の割引について申入れを行いました。

 7 月31 日に国土交通省が運送事業者と利用者の契約内容の標準的なルールを示すバスの標準運送約款が改正されました。そのなかで運賃の割引対象に「精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者」が加わりました。しかし、割引の具体化が事業者まかせになっていることから、今回の申し入れで「さいたま市内のバス会社に積極的に割引を実施するよう働きかけること」を市に求めました。あわせて市のコミュニティバスも「すみやかに割引を実施すること」を求めました。申し入れを受け、市からバス会社に働きかけることが約束されました。

 精神障害者が地域で自立した生活を送るためには、定期的な通院や社会復帰を目指して作業所やデイケアに通うことも必要です。また、精神障害者の多くは、わずかな年金や生活保護、家族の扶養で生活していて、交通費が大きな負担となっています。そうしたことから障害者団体や家族にとって運賃割引は切実な願いです。党市議団は、精神障害者のバス運賃割引が実現できるよう引き続きとりくみます

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