中央区
中央区 与野中央公園の調整池工事がはじまる
7月19日、埼玉県さいたま県土整備事務所主催で「与野中央公園調整池建設工事に関する説明会」が行われ、たけこし連市議が参加しました。
説明会では与野中央公園に新設される調整池(雨水を一時的に貯めて河川への雨水の流出量を調節することにより洪水被害の発生を防止する施設)の工事予定などが報告されました。新設される調整池は河川調節容量が約4万5000㎥、約1.5ha(深さ4.6m)の規模の予定で、1時間あたり50mmの降雨に対応し、完成は2026年を予定しています。
与野中央公園に隣接する鴻沼川は台風や集中豪雨などの影響で度々、周辺地域に洪水被害を生じさせており、地域住民が対策を求めていました。党市議団も山崎あきら元市議の時代から現在まで繰り返し調整池の早期整備を求めてきた経過があります。質疑応答では「1時間あたり50mm対応で十分と考えているか」「調整池ができることで周辺の洪水被害がなくなると考えていいか」などの質問が出され、県は「やれる範囲で最大限の調整池整備を実施するのでご理解いただきたい」と回答しました。
たけこし市議は「求めてきたことがようやくかたちになりうれしい。もっとも大切なのは周辺住民の洪水被害をなくすことなので、調整池に頼るだけではなく市としても対策を実施することを求めていきたい」と話しました。
インクルーシブ遊具のある公園を さいたま市にも
12月23日、たけこし連市議が、東京都世田谷区にある都立砧(きぬた)公園と駒沢オリンピック公園を視察しました。
はじめに訪れた都立砧公園は、2020年にインクルーシブ遊具が設置された「みんなのひろば」が話題になった公園です。インクルーシブ遊具とは、障がいの有無や世代、国籍、文化、身体の力、考え方などに関わらず、どの子も遊べる工夫がなされている遊具のことを言います。
たけこし市議は「すべての遊具にゴムで補装がされていて、ぶつかったときの痛みの緩和の工夫があったり、ブランコも円形やイス型など小さい子どもでも安心して乗れるようになっている。立体遊具にはスロープがついていて車いすでも遊べるなど、どんな子どもでも楽しめるつくりになっており、今後の都市公園の在り方として、本市でも参考にする必要がある」と語りました。
続いてたけこし市議が訪れたのは、駒沢オリンピック公園にあるスケートボードパークです。東京オリンピック・パラリンピックでのメダル獲得によって、さいたま市でもアーバン(都市型)スポーツの普及にとりくむ姿勢であることや、2021年9月議会に市民から「スケボーパーク設置を求める陳情」が出されたことをきっかけに、視察しました。ここは、毎日無料でスケートボードの練習に打ち込むことができます。たけこし市議は「大人に限らず子どもたちも楽しんでいた。スケボーパークの設置には、近隣への騒音など配慮しなければならない点もいくつかあるが、本市でも設置に向けてとりくみたい」と語りました。
2021年09月29日|要請・要望|全区|北区|見沼区|中央区|桜区|浦和区|南区|緑区|
2022年度予算要望を提出 コロナ禍ふまえ市政運営の抜本的な見直しを
9 月29 日、党市議団は清水勇人市長に対し、2022 年度の市政運営および予算編成に関する要望書を提出しました。
要望は市の財政運営のあり方をはじめ、大項目で19 項目にわたります。まず、「新型コロナウイルス感染症対策の徹底」では、「市民の命と健康を守る体制構築」として保健所· 保健センターの人員(とくに保健師)の抜本増、児童福祉施設等で感染者が出た場合の検査対象の拡充、誰もがPCR 検査を受けられるよう検査費用を補助すること、臨時医療施設の積極的確保などを求めました。
また、小規模企業者· 個人事業主への直接的な経済支援において、市外在住の市内業者や税滞納者を対象外としないこと、本市の独自支援として給食費· 水道料金の市民負担の引き下げなどを求めました。
続いて子どもに関わる対応について、オンライン授業にともなうWi-Fi 通信料などの保護者負担を生じさせないこと、スクールサポートスタッフの全校再配置、宿泊をともなう行事に参加するすべての児童生徒· 教員へのPCR 検査実施などを求めました。
その他、市の施策の大前提にジェンダー平等の視点を取り入れること、市役所本庁舎の建て替えは住民との合意を大切にし、現地建て替えを含めた十分な検討をおこない拙速に推進しないことなどを求めました。
市に提出した要望書は党市議団のホームページ「資料コーナー」に全文を掲載しています。