政策と活動

緑区

貧困の連鎖 断ち切る政治・行政へ

記念講演をおこなう白鳥勲氏

 6 月9 日に子どもの権利・福祉・教育・文化さいたまセンターの総会が中央区で開かれ、党市議団から松村としお市議が参加しました。

 

 総会では、記念講演として彩の国子ども・若者支援ネットワークの白鳥勲氏が「今を生きる子どもたちに温もりのある社会・地域・学校を」と題して、貧困の連鎖を断ち切るとりくみについて話しました。

 4 月下旬にNHK の番組でとりあげられた同ネットワークの子どもへの支援を例に、繰り返しの訪問をおこない、子どもに寄りそい、勉強・進路だけでなく生活も支援するなどの活動が紹介されました。白鳥氏は「貧困の連鎖を断ち切ることは政治・行政の責任だ」と強調しました。

 

 参加した松村市議は、「さいたま市は英語に特化した中等教育学校をつくって競争教育を強め、格差を拡大させている。その一方で学習支援事業を価格のみで決する一般競争入札で塾業者に明け渡した。格差と貧困の問題に向きあおうとしていない」と話し、子どもを中心にした政治・行政に変えるうえで草の根のネットワークが果たす役割への期待を述べました。

緑区 国道122 号線 振動対策が前進

住民から現場で聞き取りをおこなう松村市議(2017年7月)

 東北自動車道・浦和料金所が2001 年に建設されて以来、周辺住民は振動・騒音対策を市に求めてきました。市も対策をとってきましたが十分な効果が得られませんでした。2017 年に松村としお市議も同席して市と改めて交渉し、同年に振動を測定。結果を踏まえて2018 年10 月に道路を改修し、11 月にふたたび振動を測定しました。

 

 今年1月に南部建設事務所道路維持課と住民との懇談がおこなわれ、松村市議も同席しました。懇談では、振動の平均値で浦和料金所建設前を下回ったと報告され、住民からも「昼間は気にならなくなった」との声が出されました。

 

 同時に、振動の最大値は高い値が出ており、「深夜に振動を感じる」との声もありました。通行車の速度超過の影響も考えられます。市から警察に速度規制や取り締まりの強化を要望することになりました。担当者からは、道路舗装が劣化した際には必要に応じて対応する旨の発言がありました。

 

 松村市議は「昨年7 月に浦和東警察に速度規制強化を住民とで要望したが、引き続きとりくむ」と話しています。

学童保育 巡回相談の継続決まる さらなる拡充を

2018年9月議会で巡回相談について質問する松村としお市議

 1 月27 日、下落合公民館で、さいたま市学童保育連絡協議会(以下市連協)主催の交流会が市の職員を交えておこなわれました。党市議団からは、久保みき市議が参加しました。

 

 この日の交流会は市連協の障がい児委員会が主体となり、この間の活動報告やとりくみの成果、また気になる子どもに対する対応相談としておこなわれている市の巡回相談について話し合われました。

 

 学童保育における巡回相談は、現場の強い要望があり2014 年からはじまりました。巡回相談は特別支援教育の専門家の臨時職員1 人でおこなわれています。その巡回相談員が今年度で退職することから、学童保育指導員や保護者は今後どうなるのか不安な気持ちで過ごしていました。

 

 9 月議会の一般質問で松村としお市議が巡回相談の継続を求めた際、市は「継続する」と答弁していましたが、交流会で来年度も専門性の高い職員が巡回相談にあたると報告されました。

 

 保育園の巡回相談は以前から実施されており、外部職員含め17 人体制です。学童保育の巡回相談は不十分であると言わざるを得ません。党市議団は保育園並みにこの制度が充実するよう求めていきます。

緑区 見沼ドッグランが改修へ

改修中の見沼ドッグラン

 新見沼大橋下の見沼ドッグラン(緑区)が2016 年に開設され、歓迎されています。住民のみなさんが署名運動にとりくみ、党市議団が議会で取り上げるなかで実現したものです。駐車場もあることから、市外の方も含めて利用されています。

 

 ところが、開設から間もなくして表面の土が削れてくるとガラスや陶器の破片、石のかたまりなどが出てくるようになり、犬のケガも起きるようになりました。

 見沼ドッグランサポーターズクラブと都市公園課との意見交換会が定期的に開かれていますが、そのなかでも改修の要望が出されました。また同席した松村としお市議は2017 年9 月議会の決算委員会で改修を求めました。

 

 こうしたとりくみを通じて2018 年度に改修計画が進められ、1 月から6 月末まで改修および芝生養生等の工事がおこなわれることになりました。小型犬エリアでは柵と地面のすき間から犬が逃げ出した例もあり、その対策も含まれています。

 

 改修中は見沼ドッグランの利用はできませんが、大間木ドッグランが引き続き利用できます。

市営住宅建て替え後の再入居 住民の希望を聞いて

建て替えた西区の峰岸住宅

 さいたま市の市営住宅は1955 年から1965 年にかけて建設された住宅が多く、市は耐用年数の2 分の1にあたる時期に、建て替えか修繕等で長寿命化するかを検討・計画する「市営住宅等長寿命化計画」を2011年3 月に策定しました。この計画で西区の峰岸住宅、馬宮住宅、緑区の道祖土戸崎住宅、岩槻区の浮谷住宅の建て替えが決まりました。

 

 市営住宅の応募倍率は、計画当初は約26倍、この3 年では約13 倍です。政令市のなかでさいたま市の人口あたりの戸数は最下位です。それにもかかわらず、計画では建て替えにおいて5 戸しか増やしていません。

 

 2015 年に峰岸住宅の建て替えがはじまり、建て替えの間の2 年間、峰岸住宅の住民は岩槻区の浮谷住宅に仮住まいをしました。2 年後に新しい峰岸住宅に戻る際、市は「ご意見・ご要望」の欄があるアンケートを実施しました。しかし、1 階の希望のみ考慮し、あとは一切考慮されず、抽選で部屋割りを決めました。党市議団には「なんで希望を聞き入れてもらえないのか」と相談が何件も寄せられました。

 

 2018 年から道祖土戸崎住宅の建て替えがはじまり、昨年の12 月議会に関連の補正予算が出されました。その際、「他市の市営住宅の建て替えにおける希望の聞き入れ状況」を党市議団の要求で提出させました。資料ではほとんどの政令市で階数などの希望を聞き入れていることがわかりました。

 

 久保みき市議は予算委員会で「峰岸住宅の建て替えの際、住民の要望を聞いておきながら抽選となったことで混乱が起きた。希望を聞き入れるべきだ」と求め、市は検討すると答弁しました。今後の建て替えにおいて住民の希望がとり入れられるようひきつづき求めていきます。

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