政策と活動

2020年07月

西区・桜区 水害時に身を守るために

担当課から聞き取りをおこなう久保みき市議

 西区や桜区に住む市民から「市の水害対策を知りたい」との声が寄せられ、7 月20 日、久保みき市議が防災課から水害時の避難方法などを聞き取りました。

■分散避難…災害時、避難所に人が密集すると新型コロナウイルスの感染が広がるリスクがあります。これからは、親戚・知人宅、ホテル、在宅避難、車中泊などさまざまな避難先に、地域の人たちが分散して避難することが大切です。安全な場所に住んでいる親戚や知人など頼れる人がいれば、そこに避難することも考えてください。

 

■垂直避難…自宅の上階への避難であれば防災用品は上階に置いてください。また、2階以上で開所する各学校等の指定避難場所や、市が協定を結んでいる与野イオンなどの駐車場に避難することも可能です。

 

■広域避難…桜区など水害時にすべての指定避難場所が浸水する恐れがある地域で推奨されています。しかし広域で遠いため、移動に不安の声があります。防災課は「広域避難所を早めに開設するので、他に避難の場所がない方は早めに公共交通を利用して避難してほしい」と話しました。

 

 党市議団は、高齢者や障がい者の避難方法としてバス会社と協定を結び、災害時にバスで避難所に輸送するよう求め、市も連携に向けて動いていましたが、コロナ問題もありうまく進んでいません。引き続き求めていきます。

さいたま市教育委員会へ申し入れ 少人数学級こそ最大のコロナ対策

(左から)とばめぐみ、とりうみ敏行、松村としおの各市議と、細田教育長、高崎副教育長

 長期の休校を受けて、学習の詰め込みと格差の拡大、子どもたちの不安とストレスは大変深刻です。また、新型コロナウイルスから子どもと教職員のいのちと健康をどう守るかは、重要な課題です。7 月20 日、鳥海としゆき、松村としお、とばめぐみの各市議は、これらの課題についてさいたま市教育委員会の細田眞由美教育長および副教育長と懇談しました。

 

 松村市議は、日本共産党が発行した『子どもたちの学び・心身のケア・安全を保障するために~学校再開にあたっての緊急提言~』を紹介しつつ「なによりも必要なのは、かつてない不安とストレスを抱えた子どもたちの実態から出発する柔軟で手厚い教育。そのためには現在の学級人数は多すぎる」と指摘。

 

 また、とば市議は「学校は感染症対策として今までにない業務が生じている」として、子どもへの手厚く柔軟な教育のためにも、感染症対策のためにも、教職員やスタッフを大幅に増やし、少人数学級を実現するよう求めました。教育長は「この提案を各関係部署に届け、参考にする」と述べました。

見沼田んぼ 農地をまもる道路対策求める

懇談に同席する松村としお市議(右から2人目)

 7 月6 日に見沼田んぼおよび周辺道路の整備等について農業者が市に要望し、松村としお市議が同席しました。

 

 加田屋橋と野田小学校を結んで見沼田んぼ地内を通る市道はメタセコイア並木になっており、市も景観の良さをPR しているエリアです。同時に、並木が農地に沿っていることで、伸びた根が排水溝を壊したり、枝が農地に落ちるなどの問題が起きています。対応を求めたのに対し道路環境課長は「現地調査をしたうえで対応策を考えたい」と応じました。さらに同地域では農地の排水が不十分で湿地化して作付けに不適な土地になってしまっていることから、改善を求めました。見沼田圃政策推進室長はとりくんでいく考えを示しました。

 

 また中野橋と締切橋(見沼区と緑区の境)の間の歩道整備の要望についても「整備に向け調整中」との回答がありました。

 

 松村市議は「見沼田んぼは多くの課題がある。解決に向け現地の方の声を反映して改善を求めていきたい」と話しています。

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