政策と活動

2021年03月

小規模企業者等給付金 第2 弾の申請がスタート

 党市議団が実現を求めてきた、第2 弾の「さいたま市小規模企業者等給付金」の申請がはじまりました。これは、国の緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少している市内小規模企業者等(埼玉県による営業時間短縮要請及び国による緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金の対象になっていない方)に対する、市独自の給付金です。対象の方はぜひ申請してください。

 

■対象者

市内に本社または本店を有する小規模企業者、もしくは市内で事業を行い、市内に住民登録がある個人事業主(常時使用する従業員数が20 名以下、卸売業・小売業またはサービス業は5 名以下)。※副業を除く

 

■申請時期

3 月29 日(月)~ 6 月30 日(水)まで

 

■給付金

1 事業者あたり10 万円

 

■申請方法

郵送による申請。申請書はさいたま市のホームページからダウンロード、もしくは各区役所の情報公開コーナーで配布

 

■お問い合わせ先

0120-361-551

(さいたま市小規模企業者等給付金コールセンター)

市内各地で実施 食料支援から見えてくるコロナ禍の実態

参加した学生から話を聞くたけこし連市議

 民青同盟埼玉県委員会は県内各地でフードパントリー(無料食料支援)をおこなっています。さいたま市内では昨年7月から埼玉大学の学生を対象に7 回開催、JR 東大宮駅や岩槻駅でも開催されました。

 

 これまで党市議団から久保みき、松村としお、たけこし連、とばめぐみの各市議がフードパントリーの視察をおこないました。利用者アンケートには学生や市民から「コロナの影響で仕事を失った」「子育て世帯への支援が必要」「アルバイトをクビになり学費が払えず、有利子の奨学金を借りた」など、切実な声が寄せられています。

 

 3 月26 日、埼玉大学の学生を対象にしたフードパントリーをたけこし市議が視察し、市が実施する生理用品の無償配布事業を紹介しました。継続的に視察をしているたけこし市議は「今後も視察を続け市民の声を議会に届けていくこととあわせて、市の支援などを積極的に紹介していく」と話しています。

金子あきよが歩く! ドン・キホーテが開店 地域環境守るために指導を

武蔵浦和駅の高架下にできた「MEGAドン・キホーテ」

 武蔵浦和駅高架下に「MEGA ドン・キホーテ」が3月26日に開店しました。ドン・キホーテといえば、2004 年の花月店(緑区)の大きな火災が思い出されます。深夜の営業、危険な陳列方法などへの批判もあることから、安全が求められる鉄道高架下、近隣には学校や高層マンションが多数存在する地域への出店に、多くの住民から疑問と不安の声が上がっています。

 

 

 店舗の営業時間は「9時~翌日午前1時」ですが、出店に際し、建物設置者であるJR東日本都市開発は、さいたま市に対して大規模小売店舗立地法(立地法)に基づいて営業時間を24 時間に変更する届出をしました。これでは、いずれ営業時間が延長される恐れがあります。私は、市の商業振興課に「9時~翌日午前1時」の営業時間どおりの届けを出すよう指導するべきと申し入れ、商業振興課も了承、指導をおこないました。

 

 また立地法では、大規模小売店舗の新設、変更等の届出内容について、周辺の生活環境の保持という見地から、意見書を提出することができますが、私のもとには近隣住民からの意見書が40 通以上も寄せられました。ドン・キホーテとJR は、このような住民からの声にきちんと応え、必要な安全対策などを講じて、それを示していくべきです。市に対しても、こうした点の指導を求めていく必要があります。

 

 党市議団として、地域の生活環境を守るため今後も住民のみなさんと力をあわせていきます。

久保みきが行く! だれもが住みたい場所で暮らせるように

説明を受ける久保みき市議(右)

 3 月26 日、私はさいたま市西区に新しくできた障がい者のグループホーム「プリムローズⅢ」の内覧会に伺いました。

 

 このホームは指扇駅から徒歩10 分、バス停も近く大変交通アクセスのよいところにあります。 3 階建ての建物には8 つの個室があり、それぞれにミニキッチンが設置され一人暮らしに向けた練習ができます。利用者が主体的な地域生活を送り、さらなるステップアップを図ることを目的に設立されました。

 

 障がいがあっても、親から離れ自立した生活を送ることは大変重要なことです。ですが、市内にはこうした障がい者のグループホームがまだまだ足りていません。一方で、設立にいたるのは並大抵のことではなく、プリムローズⅢ設立も近隣住民のご理解を得るのに大変なご苦労があったとのことです。

 

 誰もが当たり前に住みたい場所で暮らしていけるように理解を広げ、市の支援拡充を引き続き求めていきます。

要求実現*子どもたちに公園建設予定地を開放

署名提出に同席するとばめぐみ市議(右から2 人目)

 見沼区大和田特定区画整理事業地内に転居してきた保護者から「子どもたちの遊ぶところがない」という切実な声が寄せられていました。この地域には公園建設(4号街区公園)が予定されていましたが、昨年末に区画整理支援課・区画整理協会に対して、公園整備の進捗状況を確認するための現地説明会が開かれ、とばめぐみ市議が同席しました。

 

 進捗状況を聞くなかで、住民から「公園建設がはじまるまで遊具も水道もなにもなくていいから、公園予定地を子どもたちに開放してほしい」と強い願いが出され、この日を皮切りに「子どもたちのために公園予定地の開放を」という署名が一気に広がりました。

 

 市はこうした動きを受けて、3 月22 日から予定地を住民に開放しました。3 月29 日、752 筆の署名が市に提出され、とば市議が同席。地域の人たちから市に対する感謝の意が述べられました。

ページトップへ