政策と活動

学校のエアコン修理を迅速に~新婦人が要望署名提出~

署名を手渡す新婦人の会のみなさんと、金子あきよ市議(右)

厳しい暑さだった今年の夏、市内の小中学校でエアコンの故障が続出しました。暑くて学習ができず、下校時刻を早めた学校もあったそうです。新日本婦人の会は「こどもたちを熱中症の危険から守るために市の予算で早急に、エアコンの効かない教室、体育館の対策を講じてください」との要望署名にとりくみました。10月23日、集まった1411筆の署名を教育委員会学校施設管理課に提出、懇談をおこない、金子あきよ市議が同席しました。

懇談では、とりくみ状況について学校施設管理課長が「学校のエアコンは市内小中学校普通教室に2007~08年度に一括で設置、中学校では2019年度から特別教室、体育館に順次設置し、今年度で完了した。年2回のフィルター清掃、法定点検はおこなっているが、設置から一定の期間が経過し、いっせいに『故障』『効きが悪い』という状況になっている。まず分解・洗浄で対応、必要なときは入れ替えをおこなっている」と説明。参加者から「対応に時間がかかっている。もっと早くできないか」「スポットクーラーなどで緊急対応を」との意見が出されました。

課長からは「子どもたちの教育環境を悪化させないことが重要。できることは迅速にとりくんでいく」との認識も示された一方で「エアコンの修繕にはいちばんお金がかかる。一つの課として予算を取るためには限界もある」との発言もありました。金子市議は「困っている現場に応えるだけの予算をつけるべき、との市民の意見は当然。学校エアコンの修繕整備を市の財政にしっかり位置づけるよう、議会でも求めていく」と話しました。

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