政策と活動

実績

大久保東小学校 特別支援学級前のトイレがきれいになりました

改修前の和式トイレ(上)と改修後の洋式トイレ(下)

【久保みき市議が行く!】

「このトイレではうちの子は学校に通うのを嫌がるようになる。なんとかきれいにならないものでしょうか」。2 年前、翌年に特別支援学級に通う予定だという自閉症のお子さんの保護者の方から相談を受けました。すぐに学校を訪問し現状確認すると、臭く汚い和式のトイレでした。

 市に改修を求めると、大久保東小学校は1棟の改修が終了したが、2棟目は10年以上先になる見込みとのことで愕然としました。その後も市への要望を重ね、今年の夏にトイレの洋式化が実現し、あわせてシャワーもつきました。今後も学校のトイレの洋式化と改修を求めていきます。

南与野駅ホームに 待合室が完成

 先日、JR 埼京線の南与野駅ホームに待合室が完成しました。待合室内にはいすが5脚とエアコンが設置されています。

 

 この間、中央区の埼京線利用者住民のみなさんが、「埼京線3 駅ホーム(南与野・与野本町・北与野)に待合室を」との要求を掲げ、各駅頭で集めた約800 筆にのぼる署名を昨年3 月、JR 東日本大宮支社に提出するなどして、待合室の設置を求めてきました。

 

 また、市の交通政策課とも懇談し、待合室を設置するよう市当局としてJR に働きかけるよう要請してきました。

 この要請行動には、党市議団から山崎あきら議員が立ち会いました。

南浦和駅 東西口両方にエレベーター完備へ バリアフリー化へ 大きな前進

 3 月29 日、南浦和駅東口にエレベーターが完成、供用開始となりました。

 

 昨年3 月には西口にエレベーターが設置されており、ようやく南浦和駅はエレベーターが整備された駅となりました。エレベーターがないことで、住民からは「電車に乗るときはバスで浦和駅まで行って乗り換える」「電話して駅員に待機していてもらう」など、厳しい実態と設置の強い要望が寄せられていました。「住みよいまちづくり連絡会」など住民団体のみなさんは地域をまわったり、毎月駅広場でとりくむなどして署名を集めJR に届けました。

 

 もりや千津子市議は、くり返し市議会でも取り上げ、住民とともに国交省交渉や、JR 大宮支社との交渉を重ねてきました。

 1 日の利用客が11 万人を超える南浦和駅は本来であれば早期にエレベーターは設置されているはずの駅でしたが、「構造が複雑で工事困難駅」とされ、設置計画は何度も変更、紆余曲折を経ての供用開始です。利用客第1 号のベビーカーのママからは「ようやくエレベーターができて、やっと駅員の手を借りずに電車に乗れる。よかった」とよろこびの声が寄せられました。

桜区 新開小 改修でトイレがきれいに

 12 月26 日、久保みき市議は桜区の新開小学校を視察しました。昨年の春に新開小を視察した際にはトイレの老朽化がすすんでおり、議会でこの問題を取り上げて改修を急ぐよう求めてきました。

 

 改修が決定したあとも、工事の入札が2 度も不調になり、なかなか着手されませんでしたが、昨年秋に改修工事が終了し、大変清潔で快適なトイレへと生まれ変わりました。

 

 市内の小中学校には、改修を必要とする老朽化したトイレがまだ残されています。教育環境整備の観点からも、早急なトイレ改修が求められています。

党市議団の予算要望に市が回答 認可保育所を1120人分13カ所増設

 1 月27 日、党市議団がさいたま市に提出した予算要望について、清水勇人市長より回答がありました。要望が実現した一部をご紹介します。
 党市議団が「認可保育所を増設し、希望するすべての子どもが入所できるようにすること」と求めたことに対して、「平成27 年度から定員を970 人増とするとともに、平成28 年度の開設にむけて、民間保育所の新設(8 施設・定員640 人)・増改築(2 施設・定員50 人)・賃貸物件による整備(3 施設・定員200 人)・認定こども園の新設整備(2施設・230 人)、あわせて定員1120 人分の定員増について助成をおこなう」との回答がありました。
 また、「幼稚園・認定こども園・認可保育所・小規模保育事業・ナーサリールーム・家庭保育室を活用し、待機児童解消を推進する」との回答がありました。

太陽光発電は全小・中学校へ 

 「太陽光発電を積極的に推進すること」との要望に対して市は、市立の学校72 校に太陽光発電設備及び蓄電池を設置すると回答しました。
 これにより、市内すべての小・中学校への設置が完了します。いざというとき避難場所にもなる学校施設にこれらの設備が整ったことは大変評価できます。党市議団は引き続き、すべての公共施設への設置を求めていきます。

民間学童保育指導員処遇改善の助成 

 民間学童保育で働く指導員の平均経験年数は、3.2 年とみじかく、処遇の改善が課題となっていました。保育の質の向上には、指導員の定着が重要で、専門性を高める努力を継続する必要があります。
 さいたま市はこの間、学童保育の委託金や家賃補助の増額にとりくんできましたが、指導員の処遇改善に対する助成はおこなってきませんでした。市長あてに、指導員の処遇改善を求める要望書は毎年提出され、昨年12月議会には、請願も提出されました。党市議団も処遇改善を求め議会でとり上げてきました。
 新年度予算案では1728 万円の処遇改善の助成金が計上されました(表参照)。予算案は、5 年以上の経験者が対象で金額も同額となっているなど、まだ不十分ではありますが、指導員の経験加算の助成制度が創設されたことは大きな一歩です。

対象  5年以上の経験を有する指導員(120人の見込み)
助成額 1カ月 12,000 円
申請  各学童保育が申請する

片柳小学校のバス通学への補助金 

 片柳小のバス通学への補助金として82 万4000 円の予算が計上されました。1 月28日には担当課から加川よしみつ市議が住民とともに説明を受けました。
 内容は、自宅から学校まで3㎞ (徒歩1時間) 以上の児童が対象で、就学援助家庭が全額、一般家庭が半額の補助です。現時点での対象は、片柳小(見沼区)40 人、新和小(岩槻区)2 人の42 人です。
 加川市議は昨年2月、住民とともに通学路と子どもたちのバス乗車時の視察をし、2 月議会・6 月議会と連続して文教委員会で「片柳小のバス通学の実態を把握すべき」「仙台市では市が補助する制度がある。さいたま市でも検討を」と市教育委員会に求めてきました。住民のみなさんとともに実現した成果であり、住民のみなさんも「本当によかった」と大変よろこんでいます。 

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