平和のとりくみ 充実へ
10月30日にさいたま市戦没者慰霊式がおこなわれ、松村としお、金子あきよ、とばめぐみ、池田めぐみの各市議が出席しました。
戦没者遺族のあいさつで遺族が高齢化している現状も話されました。戦争の記憶の継承は本市でも大切な課題となっています。党市議団は戦後80年にあたり、平和推進事業の拡充を提案し、平和学習のため中学生を広島に派遣するとりくみの実現などを後押ししてきました。来年度以降も継続・発展させていく重要性を再確認しました。
10月30日にさいたま市戦没者慰霊式がおこなわれ、松村としお、金子あきよ、とばめぐみ、池田めぐみの各市議が出席しました。
戦没者遺族のあいさつで遺族が高齢化している現状も話されました。戦争の記憶の継承は本市でも大切な課題となっています。党市議団は戦後80年にあたり、平和推進事業の拡充を提案し、平和学習のため中学生を広島に派遣するとりくみの実現などを後押ししてきました。来年度以降も継続・発展させていく重要性を再確認しました。
8月3日、与野本町コミュニティセンターで「学びと健康を保障する少人数学級を求める会」による少人数学級署名スタート集会が開催されました。金子あきよ市議が参加しました。
集会では、中学校の先生、小学校特別支援学級の先生、さわやか相談員、そして保護者などが発言。子どもはすし詰め状態、「先生は業務が多くて忙しい。なんらかの理由で傷ついたり、ハンディキャップのある子どもたちが教室にいづらくなっている」と、先生も子どもも保護者も追い詰められ苦しさを感じている深刻な実態が、リアルに語られました。
こうしたなかで、誰もがよさを認めるのが少人数学級です。「中学校でも35人学級を」「特別支援学級の定数を6人に」「市独自の施策で先生を増やして」との要求を、さいたま市議会12月定例会への請願として提出することをめざして、署名が呼びかけられました。
金子市議は「子どもが大切にされていない現場の実態が明らかになった。こうした実態を共有して、少人数学級の実現を議会でも求めていきたい」と話しました。
7月20日、埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)主催の「埼玉県原爆死没者慰霊式」が浦和コミュニティセンターホールで開催され、党市議団から池田めぐみ、金子あきよ、とばめぐみの各市議が参加しました。この慰霊式には大野元裕県知事、清水勇人市長も参加し、それぞれのメッセージを読みあげました。
式典では、県立浦和高校の生徒が「広島への修学旅行の事前学習として被爆体験を聞くとりくみを通じて平和への願いと決意を強くした」と語りました。また、秩父ユネスコ協会の高校生が韓国高校生との文化交流を通じて、韓国人被爆者の実相を知った貴重な経験について発言しました。
金子市議は「若いみなさんが『核のない平和な世界をつくるために努力し続ける』と決意を述べていることに大きな希望を感じた。さいたま市でも引き続き平和と核兵器廃絶のとりくみを市民とともに進めていきたい」と話しました。
5月26日、さいたま市学童保育連絡協議会の定期総会が開催され、党市議団から久保みき市議が参加しました。
さいたま市は、4月から「放課後子ども居場所事業」をモデル校4校で開始しましたが、これまで子どもの豊かな放課後のために力を尽くしてきた民間学童クラブへの充分な説明はありませんでした。
総会では本市の学童の現状報告と、居場所事業導入の経緯や概要の説明がありました。いちばんの問題は、職員の配置基準の後退です。基準が後退すると子どもに寄り添った支援はできず、監視的、管理的なかかわりになります。今後は民設学童クラブが校内施設を使用しているところでも居場所事業の検討がされることから、民設学童クラブの取り潰しがおこなわれる心配があります。市連協からは、2つの事業が選択肢となるような保育料の設定、児童数によらない安定的な運営が可能となる支援という要望が出されました。
久保市議は「しっかりと受け止めて、『学童保育をなくすな』の声をあげていきたい」と話しました。
3月20日、与野本町コミュニティセンターで中央区選出の5人の市議が呼びかけ人となり、与野中央公園5000人アリーナ計画について市民との意見交換をおこなう、「与野中央公園オープンミーティング」がおこなわれました。党市議団からはたけこし連市議が参加しました。当日は、200人を超える参加者や、テレビや新聞社などマスコミ各社が取材に来ており、注目度抜群のとりくみとなりました。
ミーティングでは冒頭にさいたま市から現計画の説明がおこなわれ、続いて類似の事例紹介ということで「墨田区錦糸町公園」の紹介がおこなわれ、最後に懸念(反対)事項の意見交換と期待される効果(賛成)で市民との意見交換がおこなわれました。
反対意見として「旧計画と大きく異なり、市民の憩いのスペースが少なくなっているのではないか」「次世代型と名づけながら、子どもたちのための施設になっていないのではないか」などが出されました。また、賛成意見として「次世代型スポーツ施設などを建設しないと、なにもない与野中央公園になってしまい、つまらないのではないか」「トップレベルの『みるスポーツ』を身近で体感することができれば、その経験から市民が「するスポーツ」に参加していく効果が得られるのではないか」などが出され、それぞれの意見に市議が答えていきました。
たけこし市議は「5人の市議が会派を超えて与野中央公園について考え、市民のみなさんとともに考え、意見交流する場を設けることができたのは大変に意義あることで、呼びかけ人のひとりとして誇らしい。賛成も反対も、自分たちの住むまちの公園のあり方を真剣に考えるからこそ、議論が巻き起こるもの。『対決するときはガチンコで、だけど、尊重すべきところは譲り合う』そんな民主主義のあり方を、このミーティングで垣間見ることができた。同時に、お互いの意見を擦り合わせていくなかで、解決の方向も見つけられるのではないか」と語りました。
今後、このミーティングを踏まえて中央区選出の5人の市議で報告書をさいたま市に提出する予定です。