政策と活動

要請・要望

見沼区 地域バス路線の拡充を 市に申し入れ

 9 月4 日、見沼区住みよい街つくり連絡会が、見沼区内の国際興業バス路線の拡充について申し入れをおこないました。戸島よし子市議が同席しました。

 

 先月、6 項目の要望を国際興業(株)さいたま東営業所に提出しましたが、今回の申し入れは、市が要望の早期実現にむけてバス事業者と連携をとり市民の足の確保に努力するよう求めたものです。

 

 見沼区は、公共交通の空白地域が多く、高齢化による免許証返上者も増え、移動手段に不便をきたしています。春岡地域の住民は「昼の時間帯にバスが走らないので、せめて1時間に1 本は走らせてほしい」、染谷地域の住民は「染谷折り返し場までバスが通るととても助かる」など切実な声を届けました。

 

 都市局交通政策課は、「要望趣旨は理解した。すぐに実現というわけにはいかないが、地域住民の要望をバス事業者と協議し検討していきたい」と述べました。

 

 戸島市議は「市は民間バス会社に対して住民要求の後押しをしっかりしてほしい」と述べました。

南区 安全・安心なまちへ 浦和警察署に住民が要請行動

 9 月4 日、南区の住民のみなさんと、もりや千津子市議が浦和警察署に対して、要望を提出し懇談をおこないました。党市議団が実施した市民アンケートへの要望にもとづき、過日住民のみなさんと南区くらし応援室に要請をおこないましたが、今回は信号機や横断歩道の設置、道路標識など警察署所管についてとりくんだものです。

 

 具体的な要望は「国道17 号、六辻交差点から辻五反田バス停の区間に信号機か横断歩道の設置」と「産業道路太田窪交差点付近の歩道橋を撤去し、信号機の設置」のほか、事故が多発する場所の道路標識や横断歩道表示の改善、など5 項目にわたります。対応した所管課からは「現地調査をおこない、検討します」との回答がありました。

必要な医療に所得制限を設けないで 障害者団体が要望書を提出

要望書の提出に同席する久保みき市議(右)

 8 月31 日「障害者(児)の生活と権利を守るさいたま市民の会」が、「心身障害者医療費支給制度について所得制限を導入しないでください」という要望書を市に提出しました。党市議団からは、久保みき市議が同席しました。

 

 この制度は、障害者とその家族の経済的負担を軽減するため、医療機関を受診した場合の医療費の一部負担金を県と市町村で助成する制度です。重度の障害者は、命や健康を維持するため、また、障害をこれ以上悪化させないために絶えず医療を必要とします。障害者とその家族にとって、安心して医療を受けるために必要不可欠な制度です。

 

 同会は、県が所得制限導入を決めたことを受け、市は所得制限を導入しないよう求めています。

 

 9 月議会には、同制度への所得制限導入の議案がかけられています。政令市である本市は県同等の権限があり、市民の命を守る役割が求められます。党市議団は引き続き医療・福祉の削減に反対し、さらなる充実を求めていきます。

障害者グループホーム 懇談会さいたま市でも市単独補助の実施を

 8 月21 日、さいたま市障がい者施設連絡会が障害者グループホーム懇談会を開催しました。党市議団から戸島よし子市議が参加しました。

 

 連絡会からは、さいたま市に対してグループホームの整備費や運営費に対する市独自の補助金を要望してきた経過が報告されました。市障害政策課からはグループホームの計画について報告があり、グループホームへの入所希望者や地域の要望などの切実な話が次々と出されました。グループホームの運営者からは、国からの補助金や報酬だけでは赤字になってしまう実態や、施設職員の労働実態などが報告されました。また、ほかの政令市の市単独補助の内容や、さいたま市に当てはめたときの試算なども紹介されました。

 

 戸島よし子市議は、6 月議会での一般質問で、市単独補助を求めたこと、市単独補助を実施している名古屋市、川崎市を視察してきたことを紹介し、「実現に向けて努力していく」と発言しました。

緑区 信号機、速度規制など 交通安全対策を警察に要望

要請に同行した松村としお市議(右から2人目)

 7月に浦和東警察署に対し、緑区民有志による交通安全対策の要望活動がおこなわれ、松村としお市議が同席しました。

 党市議団がとりくんだ市民アンケート等で市民から寄せられた要望として、通勤時間帯に車通りが多い東浦和駅周辺の交差点への押しボタン式信号機の設置や、国道122 号線を通行する大型車の振動対策として速度規制を強めること、美園地域の通学路に制限速度が明示されてないことから標識を設置すること、大門交差点に右折信号を設置すること、など9 項目にわたる要望書が提出されました。

 浦和東警察署交通課が対応し、ていねいに要望を聞き取るとともに、今後の対応については検討したいと要望書を受け取りました。

 また以前から要望していた大間木地域のある道路を駐停車禁止にすることが近く実現する見通しであることが回答されました。

 松村市議は「緑区は区画整理などで住宅が増え、交通安全要望が多い。引き続き要望の実現にとりくみたい」と話しています。

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