政策と活動

視察

川崎市を視察 人権政策のとりくみを学ぶ

 8月10日、とばめぐみとたけこし連の両市議が、川崎市の実施している「人権オンブズパーソン」制度について視察を行いました。

 人権オンブズパーソンは、市民が人権の侵害に関する相談及び救済申立てを簡易かつ安心して行うことができるために設置された第三者機関で、おもに子どもの人権侵害や男女平等に関わる相談を選任スタッフと弁護士で解決しています。

 川崎市担当者によると、2021年度は154件の相談があり、子どもの相談事例では、いじめ・学校や施設等の対応への問題、虐待などの相談、また男女平等相談事例ではDVなどの相談が中心となっています。川崎市はオンブズパーソン制度実施後に「子どもの権利条例」と「男女平等条例が制定」され、両条例の中で求められている「個別救済制度」を実施するための制度として運用されています。

 たけこし市議は「先駆的なとりくみを勉強できた。さいたま市の人権関連予算は約80万円で川崎は約3400万円。この比較だけでも本市の人権政策の遅れがわかる。積極的にとりくみたい」と話しました。

中央区 八幡橋のベンチ改修が実現

 たけこし連市議が求めてきた中央区にある八幡橋の修繕が完了しました。

 

 このベンチは経年劣化が進み、地域住民から修繕の要望が出されていました。今回、修繕されたベンチは従来素材から経年劣化がしにくい素材へ変更され、綺麗な状態で長く使うことが可能です。

 

 たけこし市議は「春には鴻沼用水に咲く桜が綺麗なので、修繕されたベンチで楽しんでほしい」と話しました。

桜区 秋ヶ瀬緑道のベンチ改修が実現

 中浦和駅から秋ヶ瀬公園を結ぶ、鴻沼川左岸の「秋ヶ瀬緑道」は、桜の名所で市民に愛されている埼玉県所管の遊歩道です。終点の桜橋の手前にはいくつかのベンチがありますが、数年前からボロボロの状態で、使用不可能でした。

 久保みき市議は、本市の公園所管のちからも借り、県に改善を強く求め続け、ようやくきれいになりました。

中央区 与野中央公園の調整池工事がはじまる

与野中央公園調整池整備予定地を視察するたけこし市議

 7月19日、埼玉県さいたま県土整備事務所主催で「与野中央公園調整池建設工事に関する説明会」が行われ、たけこし連市議が参加しました。

 説明会では与野中央公園に新設される調整池(雨水を一時的に貯めて河川への雨水の流出量を調節することにより洪水被害の発生を防止する施設)の工事予定などが報告されました。新設される調整池は河川調節容量が約4万5000㎥、約1.5ha(深さ4.6m)の規模の予定で、1時間あたり50mmの降雨に対応し、完成は2026年を予定しています。

 与野中央公園に隣接する鴻沼川は台風や集中豪雨などの影響で度々、周辺地域に洪水被害を生じさせており、地域住民が対策を求めていました。党市議団も山崎あきら元市議の時代から現在まで繰り返し調整池の早期整備を求めてきた経過があります。質疑応答では「1時間あたり50mm対応で十分と考えているか」「調整池ができることで周辺の洪水被害がなくなると考えていいか」などの質問が出され、県は「やれる範囲で最大限の調整池整備を実施するのでご理解いただきたい」と回答しました。

 たけこし市議は「求めてきたことがようやくかたちになりうれしい。もっとも大切なのは周辺住民の洪水被害をなくすことなので、調整池に頼るだけではなく市としても対策を実施することを求めていきたい」と話しました。

油面川排水機場を視察

油面(あぶらめん)川排水機場を視察する久保市議

 6月21日、久保みき市議は7月1日から供用開始された油面川排水機場を視察しました。当初2023年完成予定でしたが、1年前倒しで完成しました。

 

 2019年台風19号で油面川が溢れて甚大な被害がでました。この排水機場整備で19号と同規模降雨でも大部分の地域は浸水から免れます。さらに、この間求めてきた新開小学校への貯留施設整備工事が2024年に開始予定です。久保市議は「最近の雨は尋常でなく降るので更なる貯留施設整備を求めていく」と話しています。

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