政策と活動

要請・要望

西区 深刻な水害被害 早急な改善を求める

要請に同席する久保みき市議(前列右端)

 2月1日、西区の水害をなくす会のみなさんが、水害が激しい地域の改善を求める要望書を692 筆の署名を添えて市に提出しました。この要請には、党市議団から久保みき市議が同席しました。

 

 西区は新興住宅街が増え、水はけが悪くなったことから、数十年近く毎年のように水害が発生し、住民からも市に改善要求が多く出されています。要請では、4つの地域の住民から冠水時の被害の実態が述べられました。「トイレから下水が逆流してくる」「用水路に気づかず落ちて胸まで浸かった」「雨が降ると夜も眠れない。出勤も困難になる」「障害のある子どもが帰宅できず、水が引くまで支援施設に待機させてもらった」「床下浸水は頻繁に起きる。土嚢のうが配られるが高齢者には大変」など、深刻な状況が語られました。

 

 対応した担当課は、「しっかりと予算を確保することが必要。現地を確認し、できることからとりくみたい」と答えました。党市議団は、一刻も早い解決を求めていきます。

2019年予算要望に市が回答 ひとつでも多く 市民要望の実現を

清水市長から回答を受け取る山崎あきら市議団長

 2019 年度予算編成にあたって、昨年11 月に党市議団が提出した767 項目にわたる予算要望に対し、1 月29 日、清水勇人市長から回答がありました。

 

 はじめに市長から来年度の一般会計予算規模について「一般会計の予算規模は、昨年度より23 億円増の5568 億円、特別会計予算総額は3118 億円、企業会計予算総額は、1380 億円。全会計予算総額は1 兆66 億円で本市誕生以来最大の予算規模となった」と説明がありました。

 

 党市議団の予算要望に対する市の回答として、障害者グループホームへの市独自の運営・整備費補助を創設については、「2019 年度は看護職員等を加配する事業所に対し、人件費の一部を補助する」としてグループホーム運営費補助事業1603 万円の予算が計上されました。また、体調不良児・病児・病後児保育を全行政区への整備については「2018年度は北区の設置において協議を進めている」と回答がありました。

 

 高齢化社会の到来に対応するため、福祉型の交通手段を図ることについては、「2019年度は、日常生活に必要な買い物や通院等の移動が困難な高齢者などの外出を支援するための移動支援に係るモデル事業に着手する」として180 万円の予算が計上されました。

 

 入り口が1 階にない公民館への早急なエレベーター設置については、「2 階が入口となっている3 館(六辻・大久保・岩槻本町公民館)については、2018 年度において六辻公民館のエレベーター設置工事基本設計業務、用地測定業務等を実施しており、他の2館についても2019 年度以降速やかにエレベーター設置に向けた設計等を実施していく」として2285 万円の予算が計上されています。

 

 これらは予算規模や制度設計としては不十分さが否めませんが、市民のみなさんの草の根の要求運動と党市議団の議会論戦で前進した重要な一歩です。

 

 

 山崎あきら市議団長は、「新年度予算がはじめて1 兆円を超える予算規模になった。これから2 月議会で中身も含めて論戦をおこなう。1 つでも多く市民の要望を実現できるよう、党市議団としてがんばっていきたい」と述べました。

 

※以下一部ですが市のHPで公開されています。

【さいたま市HP】平成31年度当初予算等に対する市議会会派要望等への対応状況の公表
https://www.city.saitama.jp/006/007/011/009/p063498.html

緑区 見沼ドッグランが改修へ

改修中の見沼ドッグラン

 新見沼大橋下の見沼ドッグラン(緑区)が2016 年に開設され、歓迎されています。住民のみなさんが署名運動にとりくみ、党市議団が議会で取り上げるなかで実現したものです。駐車場もあることから、市外の方も含めて利用されています。

 

 ところが、開設から間もなくして表面の土が削れてくるとガラスや陶器の破片、石のかたまりなどが出てくるようになり、犬のケガも起きるようになりました。

 見沼ドッグランサポーターズクラブと都市公園課との意見交換会が定期的に開かれていますが、そのなかでも改修の要望が出されました。また同席した松村としお市議は2017 年9 月議会の決算委員会で改修を求めました。

 

 こうしたとりくみを通じて2018 年度に改修計画が進められ、1 月から6 月末まで改修および芝生養生等の工事がおこなわれることになりました。小型犬エリアでは柵と地面のすき間から犬が逃げ出した例もあり、その対策も含まれています。

 

 改修中は見沼ドッグランの利用はできませんが、大間木ドッグランが引き続き利用できます。

浦和区 T 字路のカーブミラー設置が実現

設置されたカーブミラー

 浦和区仲町の裏門通り商店街につながるT 字路は見通しが悪く、下り坂ということもあり危険です。ご近所のみなさんが、カーブミラー設置を求めて近隣の店舗などをまわり80 人から署名を集めました。

 

 昨年10 月26 日、とりうみ敏行市議は紹介議員として市への要請行動に参加しました。市の担当者は「カーブミラーを設置する方向で検討する」と現地調査を約束し、12 月下旬にはカーブミラーの設置が実現しました。

見沼区 歩いて行ける投票所を

要請に同席する戸島市議(左端)

 昨年12 月27 日、見沼区の市民がさいたま市と見沼区の選挙管理委員会に対し、選挙の投票所を増設するよう要望書を提出しました。この要請行動には、党市議団から戸島よし子市議が同席しました。

 

 戸島市議は、「高齢者から『投票所が遠くて投票したいけど行くことができない。歩いて行ける距離に投票所を』と要望が寄せられた。投票所を増やすことで投票率も向上する」と投票所の増設を求めました。

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