政策と活動

台風19号 被災家屋の消毒は市の責任で

浦和市場で聞き取りをおこなう久保みき市議

 台風19 号は、各地に甚大な被害をもたらし、市内ではとくに桜区と中央区に深刻な被害が出ました。浦和卸売市場(桜区桜田)の被害は大きく、久保みき市議は改めて市場を訪問し、切実な要望を聞き取りました。市民の台所となっている市場ですから、市が責任をもって具体的な支援をすべきです。

 

 被災者から届く声でもっとも多いのは消毒についてです。さいたま市は道路などの消毒はおこなうものの、家屋の消毒はおこなわず被災者が自助努力でやらなければなりません。久保市議は「浸水した家屋の消毒は市が責任をもつべき。せめて消毒液の無料配布を実現したい」と語りました。

 

 被災者は精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまっています。久保市議のもとには「家の前が湖のようになって水がどんどん流れてくる恐怖、深夜の避難指示のサイレンがトラウマとなって残り、未だ眠れない日々が続いている」といった話も寄せられました。また、母親と障がい者だけで家に残るしかなかった市民の方から「家族が離れる決断をせざるを得ず、心の傷となってしまった」との声も寄せられました。障がいの特性によっては指定避難場所に避難が困難な場合があります。障がい者家族がいっしょに安心して避難できる避難所整備が求められます。

 

 

さいたま市内の被害状況(2019年10月18日正午現在)

 

 さまざまな課題が浮きぼりとなった台風19 号の被害。市議会では災害対策調査特別委員会が発足され、党市議団から久保市議とたけこし市議が委員になりました。

身近な要求をかたちに 9 月議会報告会がひらかれる

 11 月8 日、さいたま市民会館うらわにて、党市議団主催の9 月議会報告会が開かれました。

 

 はじめに、9 月議会の特徴について、松村としお市議が報告をおこないました。松村市議は、「消費税10%増税直前の議会だったので、請願審査や代表質問を通じて党市議団が最後まで『市民の生活と生業を壊す消費税増税は反対』とせまった」と報告。また、公共施設のトイレと、コミュニティバスの問題について一定の前進が見られたことについて述べました。

 

9月議会について報告する松村としお市議

 

 次に、代表・一般質問の動画を上映しました。代表質問で消費税問題をとりあげたとりうみ敏行市議は、「市民の切実な要求の実現を阻む国の法律を変える必要がある。市議会で国政問題について質問して、国政と市政の関係を広く市民のみなさんに知ってもらいたい」と話しました。

 

代表質問について報告するとりうみ敏行市議

 

また、一般質問にたった久保みき市議はDV 被害者支援と動物愛護行政について質問し、その他「老後を安心して過ごせる年金制度を実現するために、市として国に声を上げるべきだと年金問題について質問した」と話しました。

 

一般質問について報告する久保みき市議

 

 続いて、神田よしゆき市議より2018 年度決算審査の報告をおこないました。神田市議は「さいたま市の2018 年度決算は、実質収支が約26 億円の黒字で、基金の総額も736 億円と過去最大。過度な行政改革の推進で、市財政に大きな黒字を生み出すことになっている。一方で市民のくらしの現状は、年金等の削減や税負担が重くのしかかり依然厳しいまま。基金を適切に使えば、市民の切実な要望は実現できる」と話しました。

 

決算特別委員会について報告する神田よしゆき市議

 

金子あきよ市議は、はじめて決算委員として審査に参加したことを報告。「決算委員会の審議を通じて、みなさんにとって身近な区役所に財源や権限を移していけば、カーブミラーの設置など身近な要望をもっと実現していけると感じた」と話しました。

 

決算委員として報告する金子あきよ市議

 

 最後に、参加者を4 グループに分けた分散会をおこない、それぞれのグループで市議会についての質問や地域の要望を意見交換しました。参加者からは、台風19 号による水害被害の実態や、公民館やコミュニティバスへの要望、子どもの居場所づくりや学校部活動の実態、大宮駅周辺の大型再開発など多岐にわたる質問や意見が寄せられました。

 

分散会で参加者と意見交換をする久保みき、金子あきよの両市議

 

分散会で参加者と意見交換をおこなう松村としお市議

 

分散会で参加者と意見交換をおこなうとりうみ敏行、たけこし連の両市議

 

感想

◎分散会形式が大変よかったと思います。聞くだけでなく、「見る」「話す」ことも配慮された報告会でした。

◎はじめての参加でしたが、議員と話すなかで疑問や分からないことなどが分かり、よい勉強になりました。

金子あきよが現場を歩く まずは子育て世代の状況調査から

ブース出店者からお話を伺いました

こども食堂フォーラムに参加

 

 11 月6 日、埼玉県主催の「こども食堂フォーラム」に参加しました。県内各地でこども食堂を運営する団体や、これからはじめたい人などが集まり、こども食堂やフードパントリー、プレーパーク、無料塾など、とりくみの事例から経験を学び、活動を交流しました。

 

 子どもの貧困が広がるなかで、居場所づくりとそれを継続的に運営していくためのネットワークの構築が大きな課題となっています。

 

 さいたま市でも「子どもの居場所作り事業(多世代交流会食)補助金 」という制度はありますが、ニーズが高まっている実態に即して、ボランティア団体などの活動への支援を拡大することも求められます。

 

 埼玉県は「こどもの居場所づくりアドバイザー派遣事業」など、各種支援を積極的におこなっており、大きな役割を果たしています。私は市に対して、まずは子育て世代の状況を調査し、子どもの貧困の実態を把握したうえで、自治体として対策をもつよう求めていきたいです。

見沼区 病院へ行くバスを増やして

市に要望書を手渡す住民らととばめぐみ市議(左から2人目)

 10 月29 日、見沼区片柳地域の住民が、国際興業さいたま東営業所と市交通政策課それぞれに、バス路線の改善を求める要望書を提出し、懇談しました。懇談にはとばめぐみ市議も参加しました。

 

 片柳地域から新道を経由し、自治医科大学付属さいたま医療センターへ行くバスは朝7時台で終了するため、日中は最寄りの旧道天沼町バス停から約1㎞歩かなければなりません。住民のみなさんは、「日中も新道経由のバスを走らせること」「大宮駅から見沼区を経由し、さいたま市立病院へ行く路線を拡充すること」を強く要望しました。

 

 

 国際興業と交通政策課からは、運転士不足や乗客数が少ないなどの課題が共通してあげられました。交通政策課は「検討し、粘り強くバス会社とも話しあっていく」と回答。とば市議は「片柳地域はバスだけが頼りの地域。高齢化で免許の返納者も増え、公共交通機関の役割は重要だ。実現するまで住民とともにがんばりたい」と語りました。

平和な日々を重ねて さいたま市戦没者追悼式ひらかれる

さいたま市戦没者追悼式に参列した(左から)神田よしゆき、とばめぐみの両市議

 10 月29 日、市民会館おおみやで「さいたま市戦没者追悼式」が開催され、清水市長をはじめ約300 人が参列しました。党市議団からは神田よしゆき、とばめぐみの両市議が参加しました。

 

 毎年、戦争の犠牲となった戦没者のご冥福をお祈りするとともに、恒久平和を祈念して、市と市内の遺族会(浦和、大宮、与野、岩槻)が追悼式を開催していますが、終戦時に生まれたご遺族の方もすでに74 歳になられます。

 

 あいさつにたった清水市長は「さいたま市は人口130 万を超える大都市となったが、これも戦没者の方々の犠牲の上に築かれたもの。市民一人ひとりが幸せを実感でき、平和な社会で安心して暮らせるよう努力する」と述べました。

 

 参加したとば市議は「謹んで戦没者の方々に献花させていただき、戦没者のご冥福とご遺族の方々がいつまでも健康で長生きされることを祈った。これからも、さいたま市平和都市宣言にもとづき、平和行政の推進のために努力する」と語りました。

ページトップへ