政策と活動

懇談

久保みきが行く!コロナ禍での安心安全な保育をめざして

 9 月27 日、さいたま市学童保育連絡協議会主催で「コロナ禍での、安心安全な学童保育をめざして」がテーマの議員・行政との懇談会がオンライン中心で開かれ、私も参加しました。

 

 緊急事態宣言後も開所が要請された学童保育。子どもだけでなく支援員や保護者も不安のなかで過ごしました。マスク、消毒液などの衛生用品も不足していました。「子どもにとって友達と距離をとることは並大抵のことではない」「子どものイライラがつのったようだ」などの報告がありました。

 

 また、学童保育の4 月の平均出席率は24%だったとのことです。緊急事態宣言後の保育料は、利用自粛した場合には公的補助金が出て保護者に返還することができたそうですが、宣言以前の3 月の保育料の返還ができておらず困っている、市はこの声に応えてほしいとの切実な声が出されました。私も全力で支援を求めていきたいと思います。

建設労働者への経済支援をさらに 埼玉土建が要望

懇談に同席するとばめぐみ市議(後列右側)

 9 月18 日、埼玉土建の市内3 支部が市産業展開推進課に要望書を提出し、懇談しました。懇談には党市議団からとばめぐみ市議が同席しました。

 

 はじめに参加者から、市独自の「小規模企業者・個人事業主給付金」について、建設労働者から歓迎され、申請期間を9 月末まで延長したことに感謝が伝えられました。一方で、建設労働者に新型コロナウイルスによる仕事への影響が出るのはこれからで、9 月以降に予定していた契約のキャンセルや延期が起きていることが報告されました。こうした状況をふまえ、要望書では市独自の給付金の期間延長と経済支援の第2 弾を求めています。

 

 また、市の給付金の未申請の方への周知とあわせ、期限内に申請し、要件に合致するすべての人に給付できるよう予算措置をとることも重ねて要望しました。

見沼区 と畜場・道の駅の環境影響評価を求めて

署名を提出する会のみなさんととばめぐみ市議(左)

 8 月26 日、「見沼区宮ケ谷塔開発に関わる環境影響評価の実施を求める会」のみなさんが、経済政策課に対し環境影響評価の実施を求めて1358 筆の署名を提出し、懇談をおこないました。懇談には党市議団からとばめぐみ市議が出席しました。

 市は「食肉卸売市場(と畜場)と地域経済活性化拠点(道の駅)を一体的に整備する」とし、見沼区宮ケ谷塔2 丁目・4 丁目を「農業および食の流通・観光産業拠点」として検討を進めています。地元には従来、「道の駅」や「公共施設」の設置を希望する声がありましたが、と畜場も含めた巨大施設の計画となるため、地盤がゆるく水害時に冠水するため懸念の声が広がっています。

 市の環境影響評価条例では5 万㎡を超える事業を対象としているため、と畜場も道の駅も対象となりません。しかし「一体的に整備」することで、あわせて9 万8000 ㎡となるこの事業に、環境影響評価は不可欠です。

 とば市議は「環境影響評価によって安心と安全を担保してから、基本計画に入るべきだ」と主張しました。

「建設キャリアアップシステム」導入を 埼玉土建の現場訪問

現場視察後の懇談で発言するとりうみ敏行市議(左から2人目)

 8 月26 日、埼玉土建さいたま南支部による公共工事現場視察がおこなわれ、党市議団からとりうみ敏行市議も参加しました。

 視察先は今年12 月に完成予定の市営道祖土戸崎団地建設現場(緑区)です。現場の作業所長から、建設労働者の健康管理をはじめ「標準見積書」の活用など、下請け契約や働き方について説明を受けました。埼玉土建からは国や建設業界が進めている「建設キャリアアップ」の導入について提案しましたが、現場ではまだこのシステムが周知されていませんでした。

 「建設キャリアップ」の目的は、技能者の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上などにつなげることで労働者が適正な処遇を受けられるようにすること等です。昨年から開始され、埼玉土建も推進の努力をしています。とりうみ市議は「高齢化が進む建設業で若い世代を受け入れていくためにも、当事者はもとより、行政の役割が重要」と述べました。

学生の声を市議会へ

学生の実態をききとるたけこし連市議(左)

 コロナ禍で、大学生はさまざまな困難に直面しています。8 月25 日、民青同盟埼玉県委員会(以下、民青同盟)のみなさんがさいたま市議会に「高等教育への補償・支援の抜本的拡充を求める請願」を提出しました。党市議団のたけこし連、金子あきよの両市議が紹介議員となり、請願を提出するにあたっての思いをたけこし市議が聞き取りました。

 

 民青同盟は、埼玉大学をはじめ県内各地でフードパントリー(食料の無料配布)を開催し、大学生にアンケートをおこなって、切実な声をまとめています。

 埼玉大学は2021 年2 月まで、授業の完全オンライン化を決定しており、新1 年生は一度も大学構内で授業を受けることができていません。サークルなどの活動も制約されており、学生同士の交流が希薄になり、学生が孤立している状況が明らかになりました。

 

 経済的な問題も深刻で、アンケートに答えた学生の大半がアルバイトを解雇や休業させられ「新しいバイト先が見つからなければ奨学金の貸与額を引き上げる。最悪の場合は退学するしかない」という声も寄せられています。

 

 たけこし市議は「学生の声はどれも切実なものばかり。学生の声をまっすぐ議会に届けたい」と話しました。

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