政策と活動

見沼区 病院へ行くバスを増やして

市に要望書を手渡す住民らととばめぐみ市議(左から2人目)

 10 月29 日、見沼区片柳地域の住民が、国際興業さいたま東営業所と市交通政策課それぞれに、バス路線の改善を求める要望書を提出し、懇談しました。懇談にはとばめぐみ市議も参加しました。

 

 片柳地域から新道を経由し、自治医科大学付属さいたま医療センターへ行くバスは朝7時台で終了するため、日中は最寄りの旧道天沼町バス停から約1㎞歩かなければなりません。住民のみなさんは、「日中も新道経由のバスを走らせること」「大宮駅から見沼区を経由し、さいたま市立病院へ行く路線を拡充すること」を強く要望しました。

 

 

 国際興業と交通政策課からは、運転士不足や乗客数が少ないなどの課題が共通してあげられました。交通政策課は「検討し、粘り強くバス会社とも話しあっていく」と回答。とば市議は「片柳地域はバスだけが頼りの地域。高齢化で免許の返納者も増え、公共交通機関の役割は重要だ。実現するまで住民とともにがんばりたい」と語りました。

平和な日々を重ねて さいたま市戦没者追悼式ひらかれる

さいたま市戦没者追悼式に参列した(左から)神田よしゆき、とばめぐみの両市議

 10 月29 日、市民会館おおみやで「さいたま市戦没者追悼式」が開催され、清水市長をはじめ約300 人が参列しました。党市議団からは神田よしゆき、とばめぐみの両市議が参加しました。

 

 毎年、戦争の犠牲となった戦没者のご冥福をお祈りするとともに、恒久平和を祈念して、市と市内の遺族会(浦和、大宮、与野、岩槻)が追悼式を開催していますが、終戦時に生まれたご遺族の方もすでに74 歳になられます。

 

 あいさつにたった清水市長は「さいたま市は人口130 万を超える大都市となったが、これも戦没者の方々の犠牲の上に築かれたもの。市民一人ひとりが幸せを実感でき、平和な社会で安心して暮らせるよう努力する」と述べました。

 

 参加したとば市議は「謹んで戦没者の方々に献花させていただき、戦没者のご冥福とご遺族の方々がいつまでも健康で長生きされることを祈った。これからも、さいたま市平和都市宣言にもとづき、平和行政の推進のために努力する」と語りました。

深刻な人手不足 処遇改善が切実 学童市連協と懇談

学童市連協と懇談をおこなう党市議団

 党市議団は10 月28 日にさいたま市学童保育連絡協議会(学童市連協)と懇談し、党市議団から久保みき、松村としお、とばめぐみ、たけこし連の各市議が出席しました。

 

 西田隆良会長から市政に対しておもに次の3つの要望が話されました。

 

1、人手不足解消のため、国の処遇改善費1クラブあたり300 万円を満額適用してください

 

2、施設は行政の責任で整備してください。せめて施設整備費を国水準の1300 万円に、家賃補助の上限を実勢価格に合わせて増額してください

 

3、子どもの命を守るため、市内すべてのクラブにAED を設置してください

 

 さいたま市では学童保育(放課後児童クラブ)は民間まかせになっているにもかかわらず、支援が不十分な実態が具体的に語られました。

 

 要望を受けて松村市議は「これらの要望は党市議団としてもこれまで議会質問でとりあげてきたことであり、大いに賛同するとともに、実現のために力をつくしたい」とこたえました。

核兵器禁止条約発効まであと一歩 さいたま市原水協と懇談

さいたま市原水協と懇談をおこなう党市議団

さいたま市でも意見書採択を

 

 10 月28 日、原水爆禁止さいたま市協議会(さいたま市原水協)と党市議団が懇談し、神田よしゆき、とりうみ敏行、とばめぐみ、たけこし連の各市議が参加しました。

 

 2019 年10 月18 日現在で、核兵器禁止条約を批准した国は33 ヵ国に達し、発効に必要な批准50 ヵ国まで残りわずかです。全国の424 自治体議会(全自治体の24%)では、日本政府に核兵器禁止条約への調印・批准・参加を求める意見書決議が採択され、埼玉県でも上尾市、川口市、春日部市など14自治体で採択されています。

 

 さいたま市原水協からは「核兵器禁止条約発効まであともう一歩。さいたま市議会でも批准を促す意見書を採択してほしい」と要望があり、核兵器廃絶1000 万署名にとりくんでいるとの報告がありました。とりうみ敏行市議は「核兵器禁止条約発効の際に、唯一の被爆国である日本の政府が批准していない状況があってはならない。市民のみなさんの運動と力を合わせ、意見書採択へ力を尽くしたい」と話しました。

災害でみえた課題 台風19 号に関する緊急申し入れをおこなう

台風19 号に関する申し入れについて市長と懇談をおこなう党市議団

 党市議団は10 月21 日、清水市長に対して予算要望書を提出した際に、台風19 号に関する申し入れも緊急におこないました。市長は「できることは限られているが、精いっぱい対応したい」と応じました。要望項目は以下のとおりです。

 

1.避難について

①防災無線について、市民に必要な情報が適切に届くよう改善すること

②避難所に車で来る住民がいる場合を想定して、駐車スペースを最大限確保すること

 (小・中学校のグラウンドの開放、公共施設、近隣の民間事業者との協定等)

③避難所を増やすこと。特に公民館やコミュニティセンターなどを一時避難所として開放するよう検討すること

④指定緊急避難所としての福祉避難所を整備すること

⑤広域避難については、民間バス会社等と協定を結び、要配慮者の移動手段を確保すること

⑥災害時でもつながるよう、市ホームページのサーバーを強化すること

 

2.避難所について

①避難所開設と同時に、地区の防災備品を避難所に運び入れておくこと。備蓄品や避難所の備品について、現場の職員の権限で使用できるようにすること

②指定緊急避難所内に、障がい者が安心して過ごせるスペースを確保すること

③ペットの同伴避難所を設置すること

④内閣府「避難所運営ガイドライン」でも推奨されているスフィア基準を採用し、家庭ごとの間仕切り、段ボールベッドなどを備蓄すること

⑤テレビを設置し、災害情報が入手できるようにすること

⑥市ホームページに掲載されている情報を印刷して張り出すこと

 

3.被災者支援について

①浦和卸売市場など民間業者への支援を強めること

②農業者への営農支援を行うこと

③福祉施設への支援を行うこと

④消毒を迅速に無料で行うこと(家屋内も含めて)

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